レポート利用ケーススタディ

分析フローにおける位置づけ

分析フロー上は、次のような三段構えで利用することを想定しています。

  1. 静的データ (サイト内)
    時間帯ごとの典型的な構造パターン(トーン・フラグ・メーターの分布)を把握するためのベースライン。
  2. 準動的データ(レポート内)
    同じ枠組みで直前の状態変化(市況差分)を反映し、基準からのズレを確認。
  3. リアルタイム目視(ユーザーPC)
    実際の画面で板・歩み値・短期チャートを観測し、
    キャリブレーション済みの指標と突き合わせながら構造を検証する段階。

この三段階で用いることで、単一の瞬間値ではなく、期待値的な振る舞い・状態遷移のパターン に着目した読み方がしやすくなり、誤解や誤判定を減らすことができます。

リアルタイム観測や検証を行う前に、別ページの「キャリブレーション・ガイド(実環境キャリブレーション)」を参照しておくと、各指標の帯域がご自身の環境に合わせて整えられ、より一貫した分析が可能になります。以下では、その最終段階であるリアルタイム目視に基づく観測手順について説明していきます。

AlgoTone分析は、高頻度データに見られる構造的特徴(提示頻度・約定粒度・反応速度など)を理論的参照モデルとして抽象化 し、その要点を一般的なPC環境でも扱えるようにした市場動態の状態分類モデル です。

👉 AlgoTone分析の概要はこちら

高難度指標(Depth・Flow・Sweep・C/R)

🍇🍊🍒

7. 高難度指標(Depth・Flow・Sweep・C/R)の扱い

  • 板の2–5段目の点滅は高速で、人間の目には追えない
  • プログラミングでの計算(VBA/Python)で初めて安定する(別途解説します)
    • 🍇 Depth(厚み分布)
    • 🍒 Flow(Add/Cancel間隔)
    • 🍍 Sweep(段抜け数)
    • 🍊 C/R(新規取消 ÷ 約定)

板(L1の“新規/取消”の点滅)をざっくりカウントし、歩み値件数で割るこれは何の指数ですか

それは 🍊C/R(Cancel-to-Refresh Ratio)
── 「L1の新規提示+取消」 ÷ 「約定件数」
を意味しています。

あなたが引用した

板(L1 の“新規/取消”の点滅)をざっくりカウントし、歩み値件数で割る

というのは まさに C/R の現場的な目視バージョン です。


🍊 C/R(Cancel-to-Refresh Ratio)とは?

L1(最良気配)の“点滅の激しさ”と、実際の約定とのバランスを測る指数。

  • L1 の Bid/Ask が
    新規提示・取消でピカピカ点滅 → 「見せ板」や「調整」の可能性
  • しかし歩み値がほとんど更新されない → 実取引が伴っていない

この 「点滅の激しさ」 ÷ 「実際に約定した回数」
が C/R(Cancel to Refresh)です。

🍊 3. C/R(Cancel-Repost Ratio)

C/R は ツール上は Add/Cancel が欠落し、“表示数量の変化回数”として近似する擬似指標です。

そのため帯の構成は「最良数量がどれくらいの速度で変化しているか」をベースに次のように設定:

基準
🍊〜6数量変化ほぼ低速(静穏)
🍊🍊>6–10軽度の攻守(μ〜Q3)
🍊🍊🍊>10–14アクティブ、微交戦帯
🍊🍊🍊🍊>14上位5%の攻防(実質高速Cancel)

:C/R は“本来のCancel回数”を測れないため、PPS との併観が必須
PPS 低+C/R 高=「見せ板寄り」 PPS 高+C/R 高=「真の交戦」
目視は難しい。観測にはプログラムが必要

実際の計算イメージ





C/R ≒ (L1の新規提示+取消の回数) ÷ 歩み値件数

あなたの説明どおり、

板を横目で見て、L1が何回ピカッと変わったかを数える
歩み値が何件出たかで割る

これが C/R の高速・簡易測定法


C/Rで分かること

● 高い C/R(🍊🍊~🍊🍊🍊)

  • 板は激しく動いているが
  • 実際にはほとんど約定していない

→「フェイクっぽい動き」「流動性が薄い」「見せ板調整」の可能性


● 低い C/R(→ ~ 🍊)

  • 板の動きと約定が一致している
  • “素直な相場”で、方向性を読みやすい

● C/R と DPR を組み合わせると最強

  • DPR が強い(🍏🍏、🍎🍎)のに、C/R が高い
    → 方向“っぽく”見えるがフェイクの可能性
  • DPR が強く、C/R が低い
    → 本物の方向圧で動いている可能性が高い

■ まとめ

あなたの文章の

板(L1の“新規/取消”の点滅)をざっくりカウントし、歩み値件数で割る

は、
C/R(Cancel-to-Refresh Ratio)の簡易リアルタイム計測
そのものです。

プロも実際、まったく同じやり方で
「見せ板かどうか」「方向が本物かどうか」を判断しています。

はい。
「歩み値(Tape)」と「板(L1)」を同時に見る」というのは、
人間が到達できる“目視判断”の最終形のひとつ
です。

ただし——
これは 才能や経験ではなく、“見る優先順位”を決めてしまえば誰でも到達できます。
以下に、本当に現実的な“到達可能な最終形”を説明します。


なぜ Tape(歩み値)と Board(板)を両方見るのが最終形なのか?

板だけ → フェイクに弱い
歩み値だけ → 速度や継続性の判断が遅れる

両方重ねると「嘘と本物」が切り分けられるからです。

  • 板がピカピカ点滅 → 見せ板の可能性
  • 歩み値がつかない → フェイク確定(C/R 高い)
  • 板が静かだが歩み値が連発 → 本物の吸い上げ(方向性強い)
  • 板と歩み値が同時に加速 → モメンタム Genuine

これは
🍈f/s(板の速さ)+ 歩み値のテンポ(🍓PPS)+🍊C/R ÷ 🍏DPR
の“総合判断”ができる状態です。


しかし、両方を“常に”見る必要はありません。

ここが非常に重要です:

● 常時見るのは「板(L1)」だけで良い

理由:
L1 の点滅速度(f/s)だけで、「いま速いか遅いか」は8割わかる。

● 歩み値(Tape)は“決定の瞬間だけ”見る

これはプロでも同じです。
Tape をずっと追い続けるのは不可能。
必要なのは “判断直前の 1〜3秒だけ”。


つまり最終形とは:

普段:板を見ながら f/s🍈 を測る

判断直前:Tape で PPS🍓 を確認する

両者のズレで、フェイクか本物かを判断する

これが 人間にとって現実的で最強の方法です。


実際の手順(プロがやっている最終形)

① 常時は板だけを見る

  • f/s🍈 で速さの帯域を把握
  • スプレッド🍌の開閉
  • 偏り🍐(Bid/Ask の深さバランス)

② 違和感がある、速さが変わると感じたら歩み値に目を移す

  • PPS🍓(Price Prints per Second)
  • レイテンシ(間隔の詰まり)
  • 実際に吸われているのか(Askヒット or Bidヒット)

③ 板の点滅と歩み値のテンポが一致しているかを見る

ここで 本物 vs フェイク が分かる:

  • 板だけが激しい → C/R高 → フェイク
  • 歩み値だけが速い → 隠れた吸い(リクイディティ喰い)
  • 両方速い → 本物の加速

④ 最後の 0.5〜1秒で決断

判断の最終段階だけ Tape を見る。
これだけで鋭さが別次元になります。


結論:これは「最終形」だが、実は誰でも到達できる

  • 両方をずっと見る必要はない
  • 99% の時間は板(L1)を見るだけ
  • 決断の瞬間(1〜3秒)だけ歩み値を見る
  • その差分だけでフェイクが消える

これが「最終形」の本質です。

▷ 想定シーン

11:29:40–11:30:00 / Shock-Tone💥 の最中
価格帯:38,510〜38,525円
Bid 偏重(🍐=+0.28)、板はやや薄いが歩み値は高速(🍓🍓🍓)

以下は実戦を再現した「板+歩み値」セット例です。


■ 擬似・リアル板(Level1〜3+DPR表示)

📌 板(Order Book Snapshot)





売り(Ask)
 38,525    07  (L3)
 38,520    12  (L2)
→38,515    08  (L1)  ← Best Ask
-----------------------------------------------
←38,510    25  (L1)  ← Best Bid
 38,505    20  (L2)
 38,500    30  (L3)
買い(Bid)

■ 板のデプス可視(棒グラフ風)

Bid側(左) Ask側(右)





████████████████ 120       80 ████████
███████████      110       75 ███████
████████████████ 130       82 █████████
           ↑ Bid優勢(🍐= +0.28)

■ DPR(Directional Pressure Ratio)

  • 🍏 DPR = +0.41(Bid優勢)
  • 判定帯:🍏🍏(中強)
  • しきい値帯:0.35〜0.55

■ 擬似・歩み値(Tape)

最新が上に積み上がる “実戦フォーマット”





時刻 (JST)     価格     枚数   サイド   直前比   L1 Bid   L1 Ask     メモ
-----------------------------------------------------------------------------
11:29:59.810   38,515    9      ↑       +5▲     38,510   38,515    BestAsk喰い
11:29:59.640   38,515    6      ↑       +5▲     38,505   38,515    連続Hit(2本目)
11:29:59.420   38,510    12     →        0      38,510   38,520    停滞(Tick静止)
11:29:59.180   38,510    10     ↑       +5▲     38,500   38,510    Bid側に寄せた吸い
11:29:58.950   38,505    7      ↓       -5▼     38,500   38,510    小さな逆向き(Pull)
11:29:58.720   38,510    4      ↑       +5▲     38,505   38,510    すぐ戻る(Snap)
11:29:58.540   38,505    11     ↓       -5▼     38,500   38,510    一瞬の押し
11:29:58.320   38,510    8      ↑       +5▲     38,505   38,510    V字で回復

→ 高速:直近1秒 PPS🍓🍓🍓(約 6件/sec)
→ f/s🍈🍈(Bid側ヒットで最良価格刻々変動)
→ 全体として Shock💥 に近い歩み値構造

この擬似キャプチャからプロはどう判断するか

① 板の“偏り”がまず目に入る

  • Best Bid 38,510 の 25枚(厚い)
  • Best Ask 38,515 の 8枚(薄い)

🍐偏り:+0.28 → Bid優勢(上方向の力が強い)

② DPR(🍏+0.41)が中強

  • L1 Bid と Ask の復活速度
  • 成り行きヒット方向
  • 板枚数バランス
    を踏まえると 上圧が一定時間続く構造

③ 歩み値:連続Askヒット(↑)が優勢

  • 38,515 の Ask を連続で食う
  • “最良Ask喰い → 一旦停滞 → 再加速” の Shock型

④ 小さな逆行(Pullback)が 1〜2本ある

  • -5▼ の押しが2回
    → だが Snap(戻り)が速い
    これは Shock-Tone の典型構造

⑤ Volume(枚数)は小刻み

→ 大ロットでの一発ではなく、
秒間 PPS🍓の多さによる“吸い上げ”モード


結果:この時間帯の総合評価(プロの読み)

🔎 方向性

  • 🍐偏り+
  • 🍏DPR++
  • 歩み値↑↑
    上方向の圧が明確に優勢

🔎 モード

  • Snap が速い
  • Pull が浅い
    Shock-Tone💥の“撃咆”区間に整合

🔎 注意点

  • Ask薄・Bid厚 → スプレッド 🍌 = 5円(狭い)
  • ただし薄板・高速帯なのでフェイクも出やすい
  • よって Tape(歩み値)の“本物のHit”を重視するべきフェーズ

■ この擬似キャプチャの再現性について

この形式は以下の目的に最適化しています:

  • レポート掲載用
  • 教材(初級〜上級)
  • 実戦ケーススタディ
  • 投資助言にならない学術的な構造理解
  • 超短期(225ミニ)固有の高速性表現

🫙 Case Studies:市場構造の変化を読み取るための観察例

📈 🎞️ ¹²³

AlgoTone Analysis では、Tick(短期チャートの形)、歩み値(Tape)、板情報(Quotes) を組み合わせて、「いま市場がどの構造状態にあるのか」を 統計的・構造的に把握 するための枠組みを提供します。

  • 📈 Tick:時系列の微細な振幅パターン
  • 🎞️ Tape(歩み値):約定件数のテンポ・密度
  • 🧮 Quotes(板):気配更新/厚み/偏り
  • ¹²³:レイヤ番号(¹ Flags|² Meters|³ Scales & Units)

これらは、短時間に生じる「構造変化の前兆」や「状態遷移のきっかけ」を観察するための複数スケールの指標 として機能します。

■ まずは「短い確認窓」で構造を把握

静的ページのスナップショットでもおおまかな傾向は把握できますが、市場構造は分単位で非線形に変化するため、直前 10–60 秒の差分 を確認すると精度が高まります。

以下の“ショートウィンドウ”でサッと状況を観察し、その後アイコン群(Tone/Flags/Meters)を読むと、構造把握が安定します。

  • (任意)🍇 Depth(DR%):90–110 → 範囲内の揺らぎ
  • ²🧮 気配(厚みの連続性)
  • 📈 Tick(抜けの伸び/押し戻りの早さ)

■ 各レイヤをどう読むか(研究者向けの“観察プロトコル”)

下記は、実データ(Tape・Quote・Tick)を統一的なものさしで読み解くための
短時間(10〜20秒)で行える観察手順 です。Case Study の理解精度を高めるための、研究用の「前処理プロトコル」に相当します。

① Flags ¹ (短期的な状態変化のシグナル)

  • 🧊 SP(Spread):最良気配の広がり/締まり
  • 🌊 SW(Sweep):連続的な食われ方の強さ
  • 💧 RF(Recovery):提示の復元速度
  • ❄️ IW(IceWall):同値復活の粘着性(回復性)

観察ポイント(30秒窓)

  • Flags の上下1段変化が継続していないか
    短期的な非対称性の兆候 を検出するステップ
  • Quote補助観察:
    • 最良幅の締まり/急拡大
    • 掃き連鎖の有無
  • Tick補助観察:
    • 棒足の“ヒゲ量”で短期の乱雑性を推定

Flags は方向を示すものではなく、
「直前の状態が対称か/非対称か」 を捉えるための初期チェックとして扱います。

② Meters ²(活動量・板圧・偏りの計測)

  • 🍈 f/s(最良更新回数/秒):気配の動き方
  • 🍓 PPS(歩み値テンポ):約定の発生密度
  • 🍊 C/R(新規+取消 ÷ 約定数):入替優勢か、実需優勢かの比率

統計的典型パターン

  • 🍈↑ × 🍓↑
     → 双方向の応答密度が高い“高アクティビティ状態”
  • 🍊高 × 🍓低
     → 実需より「差し替え・見せ」が優勢で、短時間の方向性が安定しにくい状態
  • 30秒窓を EMA(指数平滑) で滑らかにし、
  • |偏り| ≥ 0.30 を 0.8 秒継続
     → 短期的な方向バイアスの統計的シグナル

補助観察として:

  • Quote:Bid0/Ask0 の枚数比
  • Tick:端での反発/張り付き方(局所的均衡点の特性)
  • DR% 90–110% → 安定的でレンジ親和
  • DR% ≤ 80% → 薄く、局所的不連続を検知しやすい

Depth は単体で判断を決める指標ではなく、
偏り(OBI)や提示テンポ(Flow)の“背景構造” として扱います。

  • 同方向Addの Δt中央値 < 0.6秒 → 提示が速い
  • Δt不可時は PPS で代用
     → 約定側テンポを見る

補助観察:

  • 同方向Addの間隔
  • Tick の細かい刻みの連続性

Flow は方向ではなく、「伝わり方の速さ」 を示す量的特徴量です。

③ Scales & Units ³(動きの大きさ・滑りやすさの尺度)

  • 🍌 見かけスプレッド(tick幅:絶対値)
  • 🍋 実際に必要な tick(実行段数)
  • 🍍 Sweep(食われた段数)

これらは「どの程度の変化幅を許容できるか」を判断するためのスケール(物差し)です。

例:

  • 🍌が大きい → 直近の不連続性が高まっている
  • 🍋が大きい → 実行コストの変動幅(不確実性)が高い
  • 🍍が大きい → 連続的な段抜けが起きた“構造変化点”

Scales & Units は方向性を示す指標ではなく、上位レイヤ(Flags・Meters)で観察した構造に対して“どれだけの移動量が起こり得るか” を定量化する役割 を担います。


比較的目視しやすい 5指標

指標アイコン定義観測窓主表示しきい値の帯
f/s(最良価格更新/秒)🍈価格更新回数/秒⏳5s🍈 85/5s~8 / 8–15 / 15–30 / 30+
PPS(歩み値件数/秒)🍓約定行数/秒⏳5s🍓 24/5s~2 / 2–4 / 4–8 / 8+
Spread(最良幅)🍌最良Ask−Bid常時🍌🍌1tick / 2tick / 3tick+
OBI-L1(厚み偏り)🍐(B₀−A₀)/(B₀+A₀)常時🍐 -0.320.20 / 0.30 / 0.45+
DPR(方向圧比)🍏🍎(Up−Down)/(Up+Down)⏳5s🍏 +0.420.20 / 0.35 / 0.55+

🫙 Case Studies:実践編

📈 🎞️ ¹²³


🫙 Case Study 1:反転シグナルに見える構造変化の捉え方

対象場面(例)
15:25 付近では、現物市場が Pre-Close に切り替わるため、「取消 → 厚みの剥落」→「新規指値の再構成」 の 2 段階が短時間で起こりやすく、構造遷移(State Shift)が観察される典型領域 です。

ここでは「反転」を“価格予測”としてではなく、構造の転換点(Reconfiguration Point) として扱います。

🔪 0. 静的情報の観察 — 状態の“背景”を把握

スタティック情報を確認
🕰️④ 15:22:08–15:24:50 Dart-Tone 🚀 玖ノ型⑨ 流牙-りゅうが

🕰️④ 15:22:08–15:24:50 Dart-Tone 🚀
♩主 Dart🚀 → ♪従 Step🌓/🌗, ♫反応 Pulse💓
Flags:[💎AT 1, 🧊SP 2, 🌊SW 2, 💧RF 1, ❄️IW –] ¹
Meters:f/s 🍈🍈・PPS 🍓🍓・C/R 🍊🍊🍊・🍐🍐(|偏り|=0.25)²

例: 🕰️ 15:22:08–15:24:50

Tone:Dart-Tone 🚀(玖ノ型:流牙)

  • 主成分:Dart(方向性の強い非対称パターン)
  • 副成分:Step / Pulse などの応答性パターン

Flags¹:💎AT 1 /🧊SP 2 /🌊SW 2 /💧RF 1 /❄️IW —

Meters²:

  • 🍈🍈(気配更新の中速)
  • 🍓🍓(約定テンポ:均衡)
  • 🍊🍊🍊(入替密度の上昇)
  • 🍐🍐(偏り |0.25|:中程度)

ポイント:15:25で現物がPre-close(注文受付)へ切替。直前は取消の駆け込みで見かけ厚みが剥落、直後は新規指値の積み替えEP(予想対当値段) が大きく揺れます。最も反転が起きやすい10秒です。
手順Tone → Layer1 → Layer2 → Layer3 の順で“反転シグナル”を確認します。

🔪1. 判定フロー【Layer 1|Frags】「剥落」を見極める

  • Tone:Shock💥が点灯中なら“どちらかに走りやすい”前提。📈Tick確認
  • Layer1|Flags ¹
    🧊SP↑(3)/🌊SW↑(2–3)/💧RF↓(0–1)/❄️IW↓(0–1)滑りやすく戻りにくい
    🧮 最良幅の拡大・掃き連鎖・再提示弱さを板で確認。
  • Layer2|Meters(速判定) ²
    🍌見かけ幅が一気に拡大=取消剥落🧮
    🍈・🍓が乱れ🍊>10 へ上昇=見せ/差し替え優勢🧮🎞️
  • 🧮 Quotes:最良幅の拡大、更新遅延
  • 🎞️ Tape:掃きの連鎖の有無
  • 📈 Tick:ひげ(返し)の短さ

🔪 2. Step ②|Layer 2:Meters → 切替直後の“再構成”を観察

15:25:00 ± 2秒で起きる典型的な再構成パターン:

  • EPの方向ΔEP ≥ 2tick1.0秒続く側=主導側候補🧮
  • 🍐 OBI(最良偏り)符号反転かつ |🍐|≥0.300.8秒維持 → 反転濃厚🧮
  • 🍇 DepthSkew±0.10以上でOBIと同じ側に偏る → 裏付け🧮
  • 🍒 Flow:反転側の同方向Add Δt<0.6s、旧側 Δt>1.0s減速手替わり確定🧮🎞️
    補助:📈Tick確認(短い水平→再加速の並び)

🔪3. 判定フロー【Layer 3|Scales & Units】「だまし」を排除

以下 3項目の 2つ以上が同じ側 で一致すれば、
方向性のある再構成 とみなせる。

  • 🍐 方向(最良偏り)
  • 🍇 DepthSkew(受け皿の非対称)
  • 🍒 Flow(追加テンポ)
  • 🍊 高 × 🍓 低(入替過多)
  • + ❄️ IW ↑(粘着)
  • + SP の急収縮

一時的な揺らぎであり、構造が固まっていない状態

Tick:ひげ主導で持続性がない

🔪早見表(15:25の“反転/継続”)

シグナルセット研究上の解釈手順上の扱い目視
ΔEP ≥2tick持続 + ΔEP≥2tick持続 + **OBI🍐反転(≥0.30) + DepthSkew同側構造転換(Reconfiguration)が主線次のレイヤの整合性を確認反転本線
OBI が境界帯(0.20–0.30)でも Flow 新側 Δt<0.6s加速優位の非対称構造継続性の有無を短期で観察🧮🎞️(Δt/PPS)+📈
🎞️ PPS/Δt の連続差 + SW≥2旧構造の継続性“押し戻しの弱さ”を確認¹🧮(Flags)²🧮🎞️
🍊高×🍓低 + IW↑
C/R高×PPS低IW↑でSP収縮
一時的乱流(Transient Disorder)見かけの揺さぶり構造確定まで静観¹🧮(IW/SP)²🧮

🫙 Case Study 2:Box 状態から Step 状態への構造転換

Case Study 2 では、レンジ型(Box)から階段型(Step)へ移行する際の構造変化 を扱います。この領域は、方向性の推測ではなく、短期的な「状態遷移(State Transition)」を観測する研究ケース として扱います。

特に Box → Step の移行帯は、Flags(Layer 1)が静かなことが多く、
形状そのもの(Tick)と局所活動量(Meters)を軸に判断する必要があります。

🔪0. スタティック情報を確認

  • 主トーン:Box(瞬律🔴)
  • 副トーン:Step🌓/🌗、Pulse💓(応答パターン)
  • Flags¹:AT– / SP– / SW– / RF1 / IW1
  • Meters²
    • f/s 🍈🍈(気配更新:中速)
    • PPS 🍓🍓(約定テンポ:中位)
    • C/R 🍊🍊(入替密度:中)
    • 🍐🍐(偏り |0.27|)
    • Depth 🍇🍇🍇 (±N厚み:安定)

  • 主トーン:Step(階積🌓・階落🌗)
  • 副トーン:Box🔴、Pulse💓
  • Flags¹:AT– / SP– / SW– / RF1 / IW1
  • Meters²
    • f/s 🍈(やや鈍化)
    • PPS 🍓(小口化)
    • C/R 🍊🍊(変化少)
    • 🍐(偏り |0.18|)
    • Depth 🍇🍇(若干薄くなる)

Box🔴 → Step🌓の基本構造
Box(幅のある往復) → 圧縮 → 端抜け → 小さな水平 → 再始動(Step初段)これを学術的に言えば「変動の分散(σ)が継続的に縮小 → 局所的な不連続(端抜け) → 新たな基準位置の形成」という 状態遷移プロセス として解釈できます。

  • 高値・安値の“平坦化”
  • 端付近での微小段差
  • 端抜け後の 短い水平(≤1.5秒)
  • 直近の高安が平ら→小段に変わる兆しを拡大表示で。

Box → Step の初動は比較的“静か”に進むため、Flags(Spread/Sweep/IceWall など)は [—] が多く参考外点灯の有無だけ流し見)。

この帯では 点灯有無だけ確認し、深追いしない

  • 最良幅の急拡大/急収縮
  • 一時的な更新遅延

だけ軽く目視します。

A. レンジ圧縮(Box の寿命)

判定指標(Tick)

  • 直近の 3〜5往復 の高低差が
    連続して −15%ずつ縮小(統計的“収束”)

判定指標(Meters²)

  • f/s 🍈🍈(気配は充分動いている)
  • PPS 🍓 以上(最低限の約定密度)

「エネルギーは残ったまま幅だけ縮む」構造
(Step化の前提条件)


B. 初段形成(端抜け → 短水平)

端抜けの検知(Tick)

  • Box 端を 1–2 tick だけ抜ける
  • 直後に ≤2 tick 幅 × 0.6–1.5 秒 の“短水平”

これは統計的に、
「新しい基準レベルの最小形成」 を示します。

裏取り(Meters²)

  • 抜け側で最良が張り付きがち(Quotes)
  • 小粒の連打で PPS 🍓 が微増(Tape)

“端抜け → 新基準化” の典型パターン

A. レンジ圧縮(Boxの寿命)

B. 初段(端抜け+短水平)

  • レンジ端を1–2tick抜け→直後に幅 ≤2tick × 0.6–1.5秒短い水平 📈
  • 抜け側で最良が張り付きがち 🧮小粒の連打でPPS微増 🎞️

これは統計的に、「新しい基準レベルの最小形成」 を示します。

C. 裏取り(Meters²)

“端抜け → 新基準化” の典型パターン


条件セット(目視ポイント)解釈アクション
圧縮継続(📈)+ 端抜け→短水平(📈)+ 🍈or🍓同方向↑(²🧮🎞️)Step初段小ロット分割成行でjoin
OBI |≥0.30|0.6s持続(²🧮)+ 短水平確認(📈)方向確度↑追随2回まで/深い戻しで撤退
C/R高×PPS低(²🧮🎞️) or 短水平なし(📈)フェイク警戒見送り or 指値だけ置く
🍌≥3tick or 🍋>4tick(³🧮🎞️)コスト過大サイズ縮小/パス
  • 振幅が段階的に圧縮(Tick)
  • f/s 🍈🍈・PPS 🍓🍓・C/R 🍊🍊 は「低活性ではなく、均衡型」
    “幅だけ縮むレンジ” の典型。一時的に低下しても階段形状が維持されるなら→ 新基準位置が保持されている状態。ただし“抜け幅の 70%以上を戻す” 場面は一貫性が低下しているため、短命パターン(Transient Step) と分類する。
  • 1–2 tick の端抜け
  • ≤1.5秒の短水平
  • 🍐=0.27 でも 0.6秒維持なら十分

Step 初段の形成(統計的に一番多いシナリオ)

🎛 「≤1.5秒の短水平(Short Plateau)」とは

定義(AlgoTone上の技術用語)

短水平=価格が “狭い幅(0〜2tick)で、一定方向の動きが止まり、水平に留まる非常に短い滞留時間” Step 構造の境界で発生する。

● 滞留時間の目安:0.6〜1.5秒
● 価格幅:0〜2tick以内(=ほぼフラット)
● 次のステップ(再加速)の前にだけ出現する
● Box(往復)にも Trend(連続)にも属さない中間的な形

🧠 なぜ 0.6〜1.5秒なのか?(構造的理由)

市場マイクロ構造では「階段状の動き(Step)」は次の3段階で構成されます:

  1. 微小ブレイク(端抜け)
  2. 短い水平(Short Plateau) ← ★この部分
  3. 再加速(Push)
状態時間幅内容
Box数秒〜数十秒の往復平らで左右対称
Step初段0.6〜1.5秒だけ現れる水平“準備帯”
Trend/Sweep連続数tickを抜ける方向が明確
  • f/s / PPS が一時的に低下しても階段形状が維持されるなら
    新基準位置が保持されている状態
  • ただし
    “抜け幅の 70%以上を戻す” 場面は
    一貫性が低下しているため、
    短命パターン(Transient Step) と分類する。
  • 10:13–10:14:30(Box)圧縮の連続を確認 📈。f/s 🍈🍈・PPS 🍓🍓・C/R 🍊🍊 で活動は十分 🧮🎞️
  • 端抜けの瞬間短水平(≤1.5s)を掴んでStep初段📈。🍐=0.27でも0.6s維持なら許容 🧮
  • 10:14:30–10:15:30(Step):🍈・🍓が一時低下しても段差が続くなら保持 📈。**深い戻し(抜け幅>70%)**で撤退 📈🎞️

🔪7. クイックチェック(10秒)

  1. 📈圧縮→端抜け→短水平の順か
  2. 🧮OBI:|偏り| ≥0.30/0.6s 持続か
  3. 🧮🎞️🍈×🍓同方向で立ち上がったか(or PPS偏り)
  4. 🧮🎞️C/R 高 × PPS 低なら保留
  5. 🧮🎞️🍌 ≤2/🍋 ≤4実行可能

(1)📈圧縮 → 端抜け → 短水平 の順になっているか
(Tick)

(2)🧮 OBI🍐|≥0.30| が 0.6 秒維持されたか
(Meters)

(3)🧮🎞️ 🍈 × 🍓 が同方向で立ち上がったか
(局所活動量の非対称)

(4)🧮🎞️ C/R高 × PPS低 なら構造未確定
(差し替え優勢=統計的ノイズ)

(5)🧮🎞️ 🍌 ≤2 / 🍋 ≤4 で安定か
(不連続性チェック)

(6)Depth 🍇(DR%)

  • 圧縮期:中立〜やや厚い
  • Step初段:薄すぎず、反対側の供給が弱い

(7)DepthSkew(±0.10)

  • 偏り側と一致すれば遷移の安定性が高まる

🔪8. 最終まとめ:Flags が静かでも、・・・

Tick(形状)と Meters(活動量)が構造遷移を捉える

Box → Step の移行帯はFlags だけでは読み取れない “静かな遷移” が多く、

  • 圧縮 → 端抜け → 短水平
  • フラグが静かな帯でも「圧縮 → 端抜け → 短い水平」+最小メーター(🍈/🍓/🍐のどれか1つ)でStepを判定。
  • 不連続性(🍌/🍋)の許容範囲 🍌/🍋で実行可否とサイズを決めれば、ムダ撃ちを極小化

という 3 層の観察で「状態遷移としての Step 初段」 を位置づけることができます。

対象ケース:C(13:24:30–13:28:30)
Tone:🌔/🌘 → 🔴|Flags:[🧊2, 🌊2, 💧1, ❄️3]|Meters:f/s 🍈🍈・PPS 🍓・C/R 🍊🍊・OBI 🍐🍐(|0.21|)


ケースC13:24:30–13:28:30(変動からBOxへの転換サイン発見法右方 ♩主 Pennant 昇旗🌔/降旗🌘→ ♪従 Box 瞬律🔴 , ♫反応 Spike 跳牙⚡ 🚩Flag [💎AT -,🧊SP 2,🌐SW 2,💧RF 1,❄️IW 3] f/s 🍈🍈 PPS 🍓 C/R 🍊🍊, 🍐🍐(|偏り|=0.21)

  • ❄️IW 3(強):貼り直しが速く、抜けてもすぐ埋まる=レンジに有利。
  • 🧊SP 2 → 1 へ低下(直近2秒で1段下がる)なら見かけ幅が締まる兆候。
  • 🌊SW 2 → 1または停滞掃きの連鎖が切れた=レンジ化に追い風。
  • 💧RF 1:供給テンポは落ち着き。

結論IW強+SP/ SWが1段弱まるのを“地合いの条件”に。

Box確定の3条件(2/3一致でOK)

  1. OBI縮退:∣偏り∣≤0.20|text{偏り}| le 0.20∣偏り∣≤0.20 を 1.0秒維持 → 中央寄り²🧮 (最良数量のバランスを板で目視+数値)
  2. 活動の平滑化f/s ≤ 🍈🍈 かつ PPS ≤ 🍓🍓過熱なし²🧮🎞️ (板更新と約定テンポを同時に)
  3. 入替の中庸C/R = 🍊〜🍊🍊見せ過多でも交戦過多でもない²🧮🎞️

だまし判定(Box未確定のサイン)

  • OBIが±0.30を断続タッチ(0.5秒以上)²🧮 (最良数量のバランスを板で目視+数値)
  • PPSが突発的に🍓🍓🍓へ(まとめ約定で片側に寄る)²🎞️
  • SPやSWが再上昇(1段でも)¹🧮🎞️
    → これらは「再推進の前の休止」=擬似Box。確定を待つ。
  • 🍌見かけ幅1–2tickで安定 → エッジ逆張りが機能。³🧮 (最良Bid/Askの距離を板で目視)
  • 🍋スリッページ想定≤3tick → サイズ通常/分割少なめ。³🎞️ (直近の成行ヒットで体感コスト確認)
  • 🍍段抜け0–1段継続 → Box維持に整合。³🎞️🧮
  • 🍇(Depth):DR% 90–110の安定が出ればBox信頼度↑。²🧮

執行できるか”の最終チェック

  1. ❄️=3継続🧊/🌐が1段低下¹🧮🎞️
  2. OBI:∣偏り∣≤0.20|偏り| le 0.20∣偏り∣≤0.20を1秒維持²🧮
  3. f/s・PPS🍈≤🍈🍈🍓≤🍓🍓へ収れん? ²🧮🎞️
  4. C/R🍊〜🍊🍊で落ち着いた? ²🧮🎞️
  5. 🍌/🍋1–2tick / ≤3tickに収まる? ³🧮🎞️

2/3以上合致で Box確定端のみ逆張り/中央はノータッチ。

→ 2/3以上合致Box確定。端(上端/下端)で逆張り小ロット中央はノータッチの運用に切替。


シグナルセット解釈アクション
❄️=3継続🧊/🌊1段低下 ¹🧮🎞️レンジ地合いに移行Box候補として監視強化
OBI |≤0.20|1秒 ²🧮 + f/s≤🍈🍈 & PPS≤🍓🍓 ²🧮🎞️Box確定端で逆張り(小〜通常)
C/R=🍊〜🍊🍊 ²🧮🎞️見せ/交戦 過多でないBox持続性↑
OBI±0.30断続 ²🧮 or PPS急伸 ²🎞️擬似Box(再推進前)確定待ち/サイズ縮小
🧊/🌊再上昇 ¹🧮🎞️レンジ崩壊前兆逆張り停止・様子見
  • 開始時点🧊2 × 🌊2 × ❄️3f/s 🍈🍈・PPS 🍓・C/R 🍊🍊・OBI |0.21|
    IWが強い一方、SP/SWは中程度=「収束が固定化すればBoxへ」の地合い。
  • 観察
    1. 🧊/🌊が1段低下するか(または低位で横ばい)
    2. OBIが0.20以下で1秒f/s・PPSが低めに収れん
    3. C/Rが🍊〜🍊🍊で安定
  • 確定後
    • エッジ逆張り(上端売り・下端買い)を小〜通常サイズで。
    • 中央帯は回避🍌が3tick超or 🧊/🌊再上昇撤退

強いIW(❄️3)が背景にあり、SP/SWが弱含むとレンジ化しやすい。
「OBI縮退(≤0.20・1秒)× f/s/PPSの収れん × C/R中庸」の2/3一致Box確定
最後は 🍌/🍋 で執行の可否とサイズを決め、端だけを小さく拾うのが安全・実務的です

【本ケーススタディーの扱いについて】

本ページで示した各ケースは、特定時間帯における市場構造の一例を抽出し、状態遷移(State Shift)を観察するための分析プロトコルとして提示したものです。使用している時間帯・状況はあくまで代表的なサンプルであり、実際の市場では、曜日特性・イベント密度・流動性環境などの要因によってまったく異なる構造推移が現れる可能性があります。

また、Layer1〜Layer3 による計測値や構造的シグナルは、それ自体では完結せず、最終的には観察者自身による直前データの確認と解釈Interpretation)が不可欠です。
本プロトコルは、構造把握の“枠組み”を提供するものであり、いかなる状況でも自動的に結論が得られるものではありません。ケーススタディーは、「市場構造の変化をどのように検出しうるか」「複数レイヤの観察がどのように統合されるか」を理解するための教材的役割を担うものであり、実際の局面での最終判断は、必ず観察者自身の再確認によって完成するという点をご承知おきください。

指標の定義・換算・計測ポイント(詳細)

A. 直前チェック しやすいフラグ

順位指標アイコン定義(何を数える?)観測面基本窓W表示しきい値(メーター帯)半開目視のコツ
1スプレッド幅🍌最良Ask − 最良Bid(tick/円)🧮板/L1即時(必要なら⏳5s平均)🍌×n(n tick)1=実行可/≥3=滑り注意🍌×1でも約定が途切れる時は薄地合い
2OBI-L1(最良偏り)🍐(Bid0−Ask0)/(Bid0+Ask0)(Bid₀−Ask₀)/(Bid₀+Ask₀)(Bid0​−Ask0​)/(Bid0​+Ask0​) ×100%(符号付🧮板/L1保持0.6–0.8sで判定🍐 +24% ⏳0.8s|<20|:中立/20–30:寄与/≥30×0.6s:推進枚数だけの入替に注意。保持時間でノイズ除去
3f/s(価格更新/秒)🍈**最良Bid/Askの“価格”**が変わった回数/秒(数量変化は数えない)🧮板+📈Tick⏳5s 指カウント🍈 85/5s(≈17/s)🍈:~8/🍈🍈:8–15/🍈🍈🍈:15–30/🍈🍈🍈🍈:≥30“同時多発”は1回扱いでOK(家PC向け)
4PPS(歩み値行/秒)🍓歩み値(Time&Sales)の約定行数/秒🎞️歩み値⏳5s 行カウント🍓 27/5s(≈5.4/s)🍓:~2/🍓🍓:>2–4/🍓🍓🍓:>4–8/🍓🍓🍓🍓:≥8🍈↑ × 🍓↑=交戦/🍈↑ × 🍓↓=見せ疑い

「基本窓 W」とは・・・Flags を計測するときに最低限とるべき「時間幅」
Tickは反応密度に依存するので安定しませんが、Flags は“時間窓 W”を固定しないと比較できないため、必ず「秒」で定義しています。

B. VBA向きメーター(基準/集計が重め)

番号指標アイコン定義(要旨)観測面基本窓W表示しきい値(メーター帯)実装メモ
5Depth(厚みの相対%)🍇Center±N tickBid+Ask合計=NowDepth。DR% = 100×NowDepth/Baseline🧮板/L1(+L2)Center=ミッド、N=±3(推奨)/基準=⏳30s-EMA or ⌛Med3🍇 88% ⏳30s🍇:≤80|🍇🍇:81–95|🍇🍇🍇:96–120|🍇🍇🍇🍇:≥121L2無い時はストラドル窓(Bid0..−N+Ask0..+N)で代用
6Flow(テンポ)🍒同方向AddのΔt中央値/取れなければPPSを代用🧮板 or 🎞️Δt:直近50–100イベント/代用:⏳5s🍒 520ms or 🍒 PPS 5.2/sΔt:≤499速/500–799800–1199≥1200遅|代用PPS:≤12–34–6≥7Δt困難ならPPSの滑らかさで代替
7C/R(交戦度)🍊L1入替(新規+取消)/ 約定件数(同窓)🧮板/L1 + 🎞️⏳5–10s 同一窓🍊 9.8🍊:~6|🍊🍊:>6–10|🍊🍊🍊:>10–14|🍊🍊🍊🍊:>14高C/R×低PPS=見せ/差替え高C/R×高PPS=交戦
8Sweep段数(Pierce)🍍最良が連続でn段飛ぶ約定が>1tick連鎖📈Tick + 🎞️直近1–3秒🍍×n🍍:1|🍍🍍:2|🍍🍍🍍:3|🍍🍍🍍🍍:≥4連鎖発生時は🌐SWフラグへも反映可

補足

  • f/s(価格版)は「最良Bid/Askの価格が変わった瞬間だけをカウント」。BidとAskどちらの変化でも+1。行って戻れば2カウント。数量だけの入れ替えは数えません(数量は猛烈に速いため目視ノイズになりやすい)。
  • PPSはそのまま「歩み値の行数/秒」。同一価格での複数約定もすべてカウント。
  • C/Rは必ず同じ時間窓で「板更新回数(見た目でOK)」と「約定件数」を数えて割ります。C/R<1は“こなし優位”、>10は“試し突きor交戦”の警戒域。八百屋並べでは段階(🍊の個数)を出し、必要に応じ「🍊0.8」「🍊12.7」のように数値を後置します。

カウント場所

  • 板(L1=最良気配)… f/s🍈 と C/R🍊の「C(新規+取消)」をカウントする場所。
    例:最良Askが 35710→35720 で +1、直後に 35720→35710 でさらに +1。
  • 歩み値(Time&Sales)… PPS🍓 と C/R🍊の「R(約定)」をカウントする場所。
  • 気配付き歩み(対応ツールのみ)… 各プリント時の当時の最良気配を同時に確認でき、整合チェックが容易。無ければ板と歩みを同じ窓Wで並行カウントすれば十分です。

表記ルール

  • 文中の単体表記:f/s🍈=3、PPS🍓=2、C/R🍊=0.8 のように記載。
  • 比較やサマリー(“八百屋並べ”):🍈🍈🍈🍓🍓🍊0.8 のように、段階は個数、小数は必要時だけ後置。

計算例

  • 落ち着いた帯:f/s 12/s、PPS 1.8/s、C/R 0.9 → 🍈🍈🍓🍓🍊0.9
  • 試し突き気味:f/s 26/s、PPS 2.6/s、C/R 8.9 → 🍈🍈🍈🍈🍓🍓🍓🍊🍊(※必要なら末尾に“C/R=8.9”併記)

※実装上の注意:ブラウザ版や省リソース設定だと更新が間引かれ、f/s・PPSが実態より低く出がちです。まずは自分の端末で「静かな帯(例:10:30頃)」と「速い帯(例:寄り直後/引け前)」の2点を基準化(キャリブレーション)し、上の帯境界を±10〜20%で微調整して使うと安定します。

5. フラグとの整合


アルゴトーンフラグは「いまの板の環境」を短く要約する信号です。5秒計測(f/s🍈・PPS🍓・C/R🍊)で得た現場数値に、フラグの読替えを重ね、トレードのサイズ・順逆の優先度・待つ/入るを決めます。

  • 💎Auction(潮目)決まりやすさ。高いほど初動の順行追随が有利になりやすい(寄り・再開・引け前)。
    運用:💎高×🌊高×🧊高なら「ブレイク本線」。押し目待ちより小ロットで順行に“先回り”。
  • 🧊Spread(薄氷)滑りやすさ。広がりやすい時刻・材料で上がる。
    運用:🧊高はロット縮小・利確前寄せ。逆張りなら❄️の粘着(再生速度)を必ず確認。
  • 🌊Sweep(渦潮)止まりにくさ。同方向の段抜けが続く。
    運用:🌊高は押し待ち不利。浅い追随の再入れで刻む。💎高×🌊高=ブレイク本線
  • 💧Flow(滴律)刻みテンポ。終秒の連打・短周期の加速。
    運用:💧高は遅延コスト↑。逆指値・トレーリング幅を広げ、成行は縮小。
  • ❄️IceWall(氷壁)再生壁。同値復活が速いと推進に時間。
    運用:❄️高は抜け遅延。分割エントリ/押し戻り利用。🌊≧❄️なら抜け待ち、❄️≧🌊なら戻り売り/押し買い。

合成の最小例(本ページに記載/主ページで事例を拡張)

  • 💎↑×🌊↑×🧊↑ → ブレイク本線(順行小ロット+撤退基準は厳しく)。
  • 🧊↑×❄️↑厚見え停滞(逆張りは可だが、壁の再生速度が条件)。

詳しい時間帯別の“出やすい組み合わせ”やケース図解は AlgoTone(主) を参照してください。

フラグと補助表示

フラグメイン観測する場所(UI)計測のしかた(簡易)基本窓W補助アイコン&換算使い分け(判断での役割)出やすい帯(JSTの例)コツ / 誤検知メモ
Auction(潮目)💎板L1(最良Bid/Ask)+歩み値、寄付/再開/引け直前の気配・Uptick/DownTick比で傾き:TiltTicks ≈ (U−D)/max(1,U+D) ・中値ドリフト:Midの変化/σ ・最良枚数の偏り(厚みバランス)寄り60s/再開10s/引け30–120sー(数値で管理)「決まりやすさ」の地合い。💎高×🧊/🌊高=ブレイク準備。💎高×❄️高=一旦停滞→“壁”の弱まり待ち。08:44–08:45、12:29:50–12:30、(延長後)15:40–15:451tick維持率が極端に低い日(🧊高)は“見かけの傾き”が出やすい。🧊と併観して過大評価を避ける。
Spread(薄氷)🧊板L1のスプレッド時系列(1tick↔2–3tick)・1tick維持率 ・“≥2tick”滞在比率 ・拡大イベント/分10–20s(イベントは5–10sも)🍌:幅の目安。🍌1=平均1tick相当、🍌🍌=2tick…「滑りやすさ」と“戻りにくさ”。🧊高→ロット抑制・利確前寄せ。逆張りは❄️の粘り確認が条件。寄り直後、10:06/10:45 周辺、14:54–15:00単発の“拡大→即収束”はノイズ寄り。連続性と滞在比率で見る。
Sweep(貫通)🌊歩み値(連続約定の伸び)+簡易L2(食われ深さ)・RunLen(同方向連続約定本数) ・Pierce(段抜け数)=薄い側を何段連続で食ったか3–10s(高速は3–5s)🍍:段抜けバッジ。🍍2=2段、🍍3=3段…「止まりにくさ」。🌊高→押し待ち不利、順行の浅い入れ直し優位。💎高×🌊高=本線。🌊高×❄️高=一時停滞(抜け待ち)。寄りの初動、再開直後、14:54–15:00見かけ貫通は❄️が強いと止まる。“再生速度”を必ず併観。
Flow(刻み)💧歩み値(Time&Sales)・PPS(prints/sec)=約定件数/秒 ・Δt中央値(連打の間隔) ・ChipAvg(1プリントの枚数感)1–5s(任意)🍇:粒の連なり感。🍇1=Δt中位~500ms、🍇2=~300ms、🍇3=<250ms 目安「テンポ(処理力)」。💧高は遅延コスト↑ → トレール幅/逆指値距離の設計に直結。滑らか系トーンの信頼度↑、荒い系では“走り抜け”確率↑。:00/:30直前直後、引けの終秒帯ニュース直後は自然な高頻度応酬で💧だけ高騰も。方向は🌊/💎で付ける。
IceWall(氷壁)❄️板L1/L2(価格別の“削れ→即復活”)+歩み値・RR(回復率)=「約定直後に同値復活」回数 / その価格の約定回数 ・TOS(成立累計/最小表示量)3–10s🍧:粘着の体感。🍧1=弱、🍧2=中、🍧3=強(例:RR≥0.6 & TOS≥3で🍧3)「進みにくさ/跳びにくさ」。❄️>🌊=戻り売り/押し買い寄り、🌊>❄️=抜け待ち。ブレイク狙いは分割&建て増し位置の後方化。薄い時間/イベント後、昼過ぎの調整帯ディーラーの見せ板でも一時的に“復活”に見える。条件を「価格不変+即復活+複数回」に限定。

表記例(ページ内の使い方)

  • 単体表示(文中):🧊=高(🍌🍌)、🌊=中(🍍2)、💧=中(🍇2)、❄️=高(🍧3)
  • まとめ表示(八百屋並べ):🧊🍌🍌 🌊🍍🍍 💧🍇🍇 ❄️🍧🍧🍧
  • 数値と併記したい場合:🧊 1tick維持率 62%/≥2tick滞在 28%(🍌🍌)、🌊 Pierce=2.4/5s(🍍2)

実装・計測のメモ(一般向けツール想定)

  • まずは自分の端末で「静かな帯(例:10:30ごろ)」と「速い帯(例:寄り直後/引け前)」の2点をキャリブレーション。上の帯境界は±10–20%で微調整。
  • ブラウザ版・省リソース設定は更新が間引かれがち。デスクトップ版+最短更新で。
  • 🍌/🍍/🍇/🍧の“個数”は、意思決定のための段階表示です。必要に応じて数値(率・件数・本数)を併記すると、検証や再現がしやすくなります。

単位・換算(225先物ミニ基準)

単位 / 指標アイコン定義(ミニ基準)どこで見る簡易計算式・読み方(ミニ)
1 tick🍋最小刻み幅(225miniは 5円/tick)取引仕様・板価格差[円] ÷ 5 = 🍋個数(例:10円差=🍋🍋)
スリッページ量🍋×n期待価格と約定価格のズレ(tick換算)約定照会 + 直前の最良/中値n =
スプレッド幅(瞬時)🧊+🍌×nL1の最良Ask − 最良Bid(tick換算)板(最良)n = (Ask − Bid) ÷ 5 → 「🧊 🍌×n」例:2tickなら 🧊🍌🍌
段抜け数(Pierce)🌊+🍍×n同方向の連続約定で“何段”食ったか歩み値 + 簡易L2n = 連続で空にした価格段の数 → 「🌊🍍×n」
氷壁粘着(同値復活)❄️+🍧×n“削れ→即復活”の粘り段階板(L1/L2)+ 歩み値RR ≥0.60 & TOS≥3 → 🍧🍧🍧 / 中位 → 🍧🍧 / 低位 → 🍧
刻みテンポ(PPS)🍓×n歩み値の件数/秒(約定密度)歩み値PPSを段階化:🍓1≒≤1/s, 🍓2≒1–2, 🍓3≒2–3, 🍓4≒3–5, 🍓5≧5
フリッカー(f/s:価格版)🍈×n最良価格の更新回数/秒板(最良)5秒で価格変化回数÷5 → 🍈段階:🍈1≒≤7/s, 🍈2≒8–15, 🍈3≒16–25, 🍈4≒26–40, 🍈5≧40
交戦度(C/R)🍊×n(板の新規+取消)÷ 約定本数板(最良の点滅)+ 歩み値小数OK(例:C/R=0.8 → 🍊0.8、2.6 → 🍊2.6)
20MA / 50MA🥖 / 🍞移動平均(短/長)チャート「🥖20MA」「🍞50MA」表記。交差・乖離で滑らか系トーン判定を補助

フルーツ換算ルール

  • 🍋1 = 1tick = 5円(mini)※ラージは10円/tick(参考用)
  • 🧊の“量感”は🍌で表現:🍌1=1tick相当、🍌2=2tick…(平均または直近の値)
  • 🌊の強さは🍍で段抜け数:🍍2=2段連続、🍍3=3段…
  • 💧のテンポ感は🍓(PPS段階)と併記推奨(例:💧🍓🍓🍓)
  • ❄️の粘着は🍧で体感段階(RR/TOSで裏取り)
  • f/sは🍈段階、C/Rは🍊で小数も許容(例:🍊0.8)

計算・採取の“場所”メモ

  • 板(最良=L1):スプレッド🧊(🍌)、フリッカー🍈(価格変化カウント)、偏り、❄️の復活確認
  • 板(簡易L2):🌊の段抜け(🍍)、❄️の同値復活の有無
  • 歩み値(Time&Sales):PPS🍓、🌊の連続約定、スリッページの裏取り
  • 約定照会:スリッページ🍋(自分の実コストをtick換算)

表記例

  • 「🧊🍌🍌 🌊🍍2 💧🍓🍓 ❄️🍧🍧」= 2tickスプレッド、2段抜け、PPS中位、氷壁中
  • 「スリッページ 🍋🍋=10円(mini)」
  • 「f/s🍈=4, PPS🍓=3, C/R🍊=1.8」 → 文中では “🍈🍈🍈🍈 🍓🍓🍓 🍊1.8” と八百屋並べで併記可

移動平均(MA)

MAアイコン凡例(移動平均)

種別アイコン目安(期間)主な用途・見方測る場所備考
短期🥖20MA初動・“こなし”の確認、短期ドリフトTickチャートウェーブ系(③🔴/⑧🟢/⑪⚔️)は「30秒Tick × 🥖20MA(または19MA)」推奨
中期(基準)🍞50MA基準線・日中の傾き把握Tick/分足標準の比較軸
中長期🍞🍞100MA中期トレンドの強弱分足
長期🥪200MA長期ドリフト・地合い分足

表示例:「MA: 🥖20 / 🍞50」「ウェーブ観察: 30秒Tick × 🥖20MA」

🍐偏りメーター(最良枚数の左右差)

項目表記内容
🍐定義式Bias = (BidQty − AskQty) / (BidQty + AskQty)L1(最良Bid/Askの枚数)を使用
🍐方向の符号+ / −+=買い優勢、−=売り優勢(例:Bias: +🍐🍐)
🍐測る場所・窓板(L1)・5〜10秒継続性を確認(2秒以上の維持など)
🍐注意UI更新・配信仕様で見かけが変動直近20営業日の分位点でキャリブレーション推奨。❄️IceWall高では一時偏りが打ち消されやすい

🍐段階(八百屋並べ)

| 表示 | しきい値(|Bias|) | 典型シグナル感 |
|---|---:|---|
| 🍐 | 0.20–0.29 | 弱い片寄り |
| 🍐🍐 | 0.30–0.50 | 中程度の片寄り(Step/Ladder準備域) |
| 🍐🍐🍐 | ≥0.60(2秒以上継続) | 強い推進(順行優位) |

メモ:しきい値は環境に合わせて微調整(キャリブレーション)。❄️が高い場合は偏りの“持続”を重視して判定してください。

6. トーン・ファミリーへの接続(A/B/C/Dの初動判定)

5秒スナップでの仮置き(ミニ標準・一般ツール帯)

  • A/C(Calm・Box・Breath・Sine)
    f/s🍈 低〜中(〜20)/C/R🍊 3–9/PPS🍓 〜3
    → こなし優位。逆張り短打ちや小幅レンジ取り。
  • B(Pulse・Flash・Step)
    f/s🍈 中〜高(8–40)+ 偏り0.3–0.5が持続
    → 小ロット順行で刻む。押し浅いならStep/Ladderへ発展しやすい。
  • D(Feint・Spike・Dart・Shock・Break)
    f/s🍈 高(20–40/40+)× C/R🍊 高(PPS🍓は高 or 低=“試し”)
    → 様子見またはサイズ縮小。Flash/Storm級は成行抑制。

運用フロー(本ページで徹底/主ページはトーン辞典へリンク)

  1. 5秒で仮置き(A/C or B or D)。
  2. 小ロットでテスト
  3. 直後に再観測し、ヒステリシスで帯を固定(いったん上位帯に入ったら、1段下の境界−10%まで降格しない)。
  4. トーンの詳細(③⑧⑪=ウェーブ系は30sec/20MA/19MA、など)は**AlgoTone(主)**の該当ページへ。

アルゴトーンの詳しい内容は、③⑧⑪=ウェーブ系は30sec/20MA/19MA、など)はAlgoTone(主)の該当ページへ。アルゴトーン分析ページを参照してください。

チャート/板・歩み値の目視テーブル(一般ツール基準)

凡例: 🗂️=板(気配)/🎞️=歩み値/¹²³=L1/2/3
果物: 🍈=f/s(フリッカー速度)/🍓=PPS(テープスピード)/🍊=C/R(交戦度)/🍐=片寄りメーター(Auction系)/🍌=スプレッド幅(1🍌≒1tick体感)/🍍=段抜け(Sweep系)/🍋=tick単位/🍇=刻みの粒度(Flow感)/🍧=同値復活の粘着(IceWall感)

トーン名スプレッド最良気配の厚み・偏りフリッカー f/s(価格)C/R典型プリント典型サイン(数値目安)目視ポイント(どう判断するか)関連Flag(参考)
① Calm-Tone 🫧1tick固定(🍌1)左右ほぼ対称、|厚みバランス|≤0.2 🍐0.2–2.0(1–10/5s)🍈3–7 🍊小口が等間隔で淡々連続約定<3–5本/10秒 🍓、MA乖離<0.05σL1最良の価格更新少、歩み値は「トン…トン…」。同値リフィル穏やか(🍧中)💧Flow 低〜中(🍇) / 🧊Spread (🍌) / ❄️IceWall (🍧)
⑥ Breath-Tone 🫧1tick固定(🍌1)交互にわずかに厚み変化、|厚みバランス|≤0.2 🍐0.5–2.5(3–12/5s)🍈4–8 🍊小口の往復こなし±2–3tick内の往復が20秒で3–5回(🍋2–🍋3/🍓); MA20/50距離一定片側が薄くなると即補充。Calmより更新多いが“こなし”(🍇中)💧Flow (🍇) / ❄️IceWall 弱〜中(🍧)
⑬ Step-Tone 🌓1tick中心(🍌1保持)片側の再補充持続、|厚みバランス|0.3–0.5 🍐2–6(10–30/5s)🍈4–7 🍊同方向の短連が続く水平2–5秒→+1tick」反復(🍋+1);偏り0.3–0.5が≥2秒 🍐5秒観測で“止まり→小ジャンプ→止まり”が等間隔。反対最良は減る→即補充💧Flow (🍇) / 🌊Sweep 弱〜中(🍍) / 💎Auction(時刻寄与🍐)
⑮ Ladder-Tone 🌕1tick→抜け値定着(🍌1→定着)抜け価格が即支持/抵抗化3–8(15–40/5s)🍈4–8 🍊抜け→定着→再抜け抜け後の戻り≦**40%2段+**継続;連続約定>10本 🍓ブレイク後同値横ばい→すぐ次段。押し戻り浅くテンポ一定🌊Sweep (🍍) / ❄️IceWall 支持化(🍧) / 💧Flow (🍇)
③ Box-Tone 🔴1tick(端は重い)(🍌1)上下5–10tickに“壁”反復、中心は対称 🍐0.5–2.5(3–12/5s)🍈8–15 🍊端で小反発往復同値リフィル連発(🍧↑)、氷山反応レンジ端で指値再提示が連発。中央は静か→端に行くほど戻される❄️IceWall (🍧) / 💧Flow 低〜中(🍇)
④ Faint-Tone 🫧1–2tick瞬間拡大(🍌1→🍌2)壁に小口で触れて即取消5–12(25–60/5s)🍈>10 🍊小スパイク→即戻りL2–L5点滅急増も約定(🍓低)板2–5段目がチカチカ(🍈高)増えるのに歩み値伸びず=“試し🧊Spread (🍌) / 💧Flow (🍇) / 🌊Sweep (🍍)
⑤ Spike-Tone ⚡1→2–3tick瞬間拡大(🍌1→🍌2–🍌3)薄い段が連続で欠ける6–14(30–70/5s)🍈>10 🍊断続スパイク単発“掃き”30–60枚×2–3回(🍓塊)、連続高安更新薄い側で“穴あき”連発。スプが瞬時に広がり、すぐ戻る動き2–3回🧊Spread (🍌↑) / 🌊Sweep 中〜高(🍍)
② Pulse-Tone 💓1→2tick短拡大(🍌1→🍌2)偏り**≥±0.6**が一気に出る 🍐6–12(30–60/5s)🍈>8 🍊30–60連が片側集中(🍓↑)数十秒“脈打つ”加速、±30–60円の押上げ/押下げ(🍋)歩み値が同方向に走る、反対側最良が蒸発→戻り🌊Sweep (🍍) / 💧Flow (🍇) / 💎Auction(イベント直後🍐)
⑦ Flash-Tone 💫1→2–4tick瞬間拡大(🍌1→🍌2–🍌4)片側厚みが蒸発→即回復>12(≥60/5s)🍈>15 🍊1–2秒で100+連(🍓爆)スプレッド0.3–0.7秒だけ拡大一瞬“真空化”。大連約定の直後、板密度がすぐ復帰🧊Spread (🍌↑) / 🌊Sweep (🍍↑)
⑧ Sine-Tone 🟢1tick(安定)(🍌1)厚みが規則的に交代1–3(5–15/5s)🍈4–7 🍊滑らかな往復周期3–6回/分、中心は緩くドリフト同幅・同間隔の往復。反転点で出来やや膨らむ(🍓)💧Flow (🍇) / ❄️IceWall (🍧)
⑪ Beat-Tone ⚔️1tick(維持)(🍌1)偏りが周期的に強弱交代 🍐1–4(5–20/5s)🍈5–8 🍊10–20連→反転反復(🍓)片側滞留→小休止→反対滞留モメ×スイングの綱引き。鼓動のような強弱が交互💧Flow (🍇) / 💎Auction(終盤寄与🍐)
⑨ Dart-Tone 🚀1tick(維持)(🍌1)薄い側へ貼り付き継続 🍐2–6(10–30/5s)🍈6–10 🍊15–30連の押上げ/押下げ(🍓)片寄り維持、反対厚みは薄い最良が片側に寄り続け、小口が切れず進む🌊Sweep (🍍) / 🧊Spread 低〜中(🍌)
⑩ Shock-Tone 💥2–5tickへ拡大(🍌2–🍌5)逆側厚みが一気に消失8–16(40–80/5s)🍈>10 🍊一撃多段掃き1回80–150枚(🍓太)、深さ▲30–50%レンジ端で反対側板がごっそり消え、段飛び(🍍)🌊Sweep (🍍↑) / 🧊Spread (🍌) / 💎Auction(端点🍐)
⑫ Break-Tone 🌋2–6tick(継続)(🍌2–🍌6)一方向に空洞化→連鎖6–12(30–60/5s)🍈>10 🍊50–100連打→減衰(🍓)スリッページ急増、戻り弱い荒い連打後に細り、戻せないまま推移。後処理の崩れ🌊Sweep (🍍↑) / 🧊Spread (🍌) / ❄️IceWall (🍧↓)
⑭ Pennant-Tone 🌔1tick(収束→拡大)(🍌1)中心厚みに集中→徐々に拡散 🍐1–4(5–20/5s)🍈4–7 🍊往復幅が段々拡大収束率≥30%→拡大、偏りSD上昇 🍐三角収束→上下更新幅が次第に広がる💧Flow 低→中(🍇) / 💎Auction(直前配分🍐)
⑯ Sync-Step-Tone ☔1tick(維持)(🍌1)双方の段差が同テンポ3–7(15–35/5s)🍈4–7 🍊等間隔の段差セット並立8–12秒周期で「水平→+1tick」が左右同期(🍋+1)複数執行の足並み一致。水平部が短め💧Flow (🍇) / 💎Auction(時刻同期🍐)
⑰ Surge-Tone 🌩️1→2–3tick瞬間拡大(🍌1→🍌2–🍌3)短命の偏りが“刺さる” 🍐5–10(25–50/5s)🍈6–9 🍊2–3秒の連射挿入短期サージ<5秒×2回以上なめらかな波に鋭い一刺しが2回+。直後は元リズムへ🧊Spread (🍌) / 🌊Sweep (🍍)
⑱ Pullback-Tone 🌦️1–2tick(🍌1–🍌2)抜け直後、逆側厚みが一時優勢2–5(10–25/5s)🍈4–7 🍊浅い戻り→再始動直前推進の**30–50%**だけ逆行→再開(🍋)**“一度だけ”**の戻りなら継続有力。深い戻りは無効❄️IceWall (🍧) / 💧Flow (🍇)
⑲ Storm-Tone ⛈️1–2tick(伸縮反復)(🍌1↔🍌2)厚みが交互に出現/消滅>10(≥50/5s)🍈>12 🍊速いのに継続スプレッド1↔3tick往復(🍌1↔🍌3)、連続塊が交互複数要因が同時点火。5秒で“イベント級”、方向は続きやすい🧊Spread (🍌↑) / 🌊Sweep (🍍↑) / 💧Flow (🍇↑) / 💎Auction(引け帯🍐)

補足

  • f/s は価格ベース(最良Bid/Askの価格が変わった回数を合算)でカウントします。数量のみの更新は含めません。
  • 端末・回線により f/s/PPS は下振れしやすいので、絶対値より平常帯からのズレで判定してください。

Tick or 分足チャートの目視テーブル(一般ツール基準)

凡例(この表で使うアイコン)
🍈=f/s(最良“価格”更新ペース)/🍓=PPS(歩み値の行数/秒)/🍊=C/R(交戦度)/🍌=スプレッド幅/🍐=片寄り・厚みバランス/🍋=tick換算(225 mini=5円/🍋1)
🥖=短期MA/🍞=中期MA/🍞🍞=長めMA/🥪=超長期MA

トーン名Representative UseRecommended Tick(🍋)Recommended MA(パン)ShapeNotes観測指標の目安(板🧮 / Tick📈)検出サイン曜日特性
① Calm-Tone 🫧板を落ち着かせたい・在庫/ベーシス微修正20–60秒 / 🍋30–60🍞50MA / 🍞🍞100MA(+🥖20MA)水平〜極小振幅、長短MA乖離小“静止”地ならし帯。次トーンの入口🧮 🍌安定、|🍐≤0.2|、🍈 1–10/5s / 📈 連続約定<3–5/10s(🍓低)再掲が規則的、短期MAの揺れ極小月・水=安定、金=短縮気味
② Pulse-Tone 💓ヘッドライン直後の間欠追随(鋸歯)1–3秒 / 🍋3–8🥖5/🥖8, 🥖8/🍞13周期はあるが鋭い反応列初動は短命になりがち🧮 一時的🍌拡張≥🍋1🍈 30–60/5s / 📈 連続約定3–7本(🍓中、200–600ms)等間隔ティック列、IOC/成行の連射痕指標日・金で増加
③ Box-Tone 🔴MM×裁定でレンジ維持(上下で供給/吸収)10–20秒 / 🍋20–40🍞20/🍞50(ウェーブ系は 30秒Tick× 🍞20/🥖19 推奨)バンド上限/下限往復、中心は水平同値リフィルが鍵🧮 端で板補充、中央減速、対称、🍈 3–12/5s / 📈 高安水平、往復反発(🍓中)上限で供給、下限で吸収(🍐中立)火・木で出やすい
④ Faint-Tone 🫧板感知の小フェイントで反応試験3–5秒 / 🍋5–13🥖7/🍞13ダート型、小突き混在だまし多め🧮 🍊>10∧約定少、最良の引っ込み→戻り<1秒、🍈 25–60/5s / 📈 **±5–15円(🍋1–3)**ミニスパイク小フェイント後に出来薄・即撤収痕(🍓低)水・金で注意
⑤ Spike-Tone ⚡薄所突き/外因直後の噴火3–5秒 / 🍋5–13🥖5/🍞13, 🍞13/🍞🍞34トゲ状スパイク連続スリップ・逆噴射注意🧮 🍌拡張≥🍋2🍈 30–70/5s / 📈 連続高安更新2–3、単発“掃き”30–60枚×2–3(🍓塊)長いヒゲ→直後に逆側清算集中イベント日中心
⑥ Breath-Tone 🫧分割執行の“こなし”、参加率微調整10–30秒 / 🍋20–60🍞20/🍞50, 🍞50/🍞🍞100(+🥖20)ゆっくり小波次モードへの橋渡し🧮 参加率±10%内、深さが緩慢に脈動、🍈 3–12/5s / 📈 連続約定5–15/分(🍓中)小幅往復(🍐中立)継続月〜水で安定
⑦ Flash-Tone 💫秒〜サブ秒の高周波・即応即撤収1–2秒 / 🍋3–5🥖5/🥖8②より短く鋭い、継続極短追いかけ厳禁🧮 見掛け🍌拡大、板一時蒸発、🍈 ≥60/5s / 📈 約定5–10本<1秒(🍓爆)→即クールダウン大実体1発→直後に静まる切替秒金で発生増
⑧ Sine-Tone 🟢スイング優位のなめらかな往復10–20秒 / 🍋20–40🍞20/🍞50(ウェーブ系は 30秒Tick× 🍞20/🥖19サイン波反復、中心緩ドリフト反転点で出来膨らみ🧮 板テンポ安定、🍈 5–15/5s / 📈 周期30–90秒、ドリフト小(🍓中)綺麗なサイン波、反転点で出来増午後・水/金で増加
⑨ Dart-Tone 🚀ダート型の一方向性(不規則推進)3–10秒 / 🍋8–21🥖8/🍞21不規則だが片側へ偏る伸びは短〜中🧮 |🍐≥0.6持続、反対深さ低下、🍈 10–30/5s / 📈 小刻み同方向実体連続(戻り浅い、🍓中)“じり押し/じり下げ”が切れず進む火・金で偏り出やすい
⑩ Shock-Tone 💥断裂捕捉・レンジブレイク直後の一撃3–5秒 / 🍋5–13🥖5/🍞13, 🍞13/🍞🍞34ギャップ→一気推進端点対応が重要🧮 ギャップ20–40円(🍋4–8)、VWAP乖離>1.5σ、🍈 40–80/5s / 📈 断裂→連続約定→短い反動(🍓高)壁抜け→連鎖約定5分足確定付近で全曜
⑪ Beat-Tone ⚔️モメ×スイングのせめぎ合い10–30秒 / 🍋20–40🥖13/🍞34, 🍞20/🍞50鼓動のような強弱、中心線わずかに傾く中期基調の形成🧮 断続的な大口こなし、🍈 5–20/5s / 📈 波長60–120秒、振幅20–50円(🍋4–10)(🍓中)等間隔の鼓動で高安更新火・金で顕著
⑫ Break-Tone 🌋ロスカ連鎖崩落→減衰(後処理)3–10秒 / 🍋8–21🍞13/🍞🍞34, 🍞🍞34/🥪89急落→減衰、幅が徐々に縮む本崩しサイン🧮 成行増・板復活遅い、🍈 30–60/5s / 📈 連続安値/高値更新**≥5**、🍌拡大→収束(🍓高→中)戻せないまま振幅縮小イベント後に全曜
⑬ Step-Tone 🌓段差で押し上げ/押し下げ(進捗追い上げ)5–10秒 / 🍋8–21🥖8/🍞21/🍞🍞34止まり→小ジャンプ→止まり継続トレンド基本形🧮 反対深さ比<0.6 ∧ |🍐≥0.3持続、🍈 10–30/5s / 📈 “止まり→ジャンプ”≥3回(🍋+1×複数、🍓中)階段状に推移、押し戻り浅い全曜。09:54/10:00顕著
⑭ Pennant-Tone 🌔収束→拡大型、ブレイク前後の判定10–20秒 / 🍋20–40🍞20/🍞50三角収束→振幅拡大だまし注意🧮 収束中は出来縮小(🍓低)、🍈 5–20/5s / 📈 直近60–120秒の高安幅30%以上縮小→拡大上下辺で出来が溜まり“準備”火・金で出やすい
⑮ Ladder-Tone 🌕水平→垂直→水平の“食い進み”反復3–10秒 / 🍋8–21🥖8/🍞34/🍞55三拍子明瞭(>1.5s→>0.5s→水平)追随優位🧮 連続約定**>10**(🍓高)、反対深さ<0.5、🍈 15–40/5s / 📈 抜け値の水平化(支持/抵抗化)三拍子明瞭、押し戻り浅い金>火水>月木
⑯ Sync-Step-Tone ☔VWAP/POV/ISが同時段差化5–10秒 / 🍋8–21🥖8/🍞21/🍞🍞34段差間隔が揃う(水平短め)点火の合図🧮 子注文テンポ相関>0.7、🍈 15–35/5s / 📈 同時多発の小段(🍓中)複数執行の足並み一致09:54・10:00帯で全曜
⑰ Surge-Tone 🌩️なめらかな波に短命サージ挿入3–10秒 / 🍋8–21🥖5/🍞13 と 🍞🍞34/🥪89長期は連続、短期だけ鋭い鋸歯が刺さるモメ転換の前触れ🧮 短期MA乖離>2σ、🍈 25–50/5s / 📈 サージ**<5秒×2+**(🍓中)波途中に鋭いスパイクが刺さる切替秒・点検帯で増加
⑱ Pullback-Tone 🌦️浅い押し/戻り一度→再開3–10秒 / 🍋8–21🥖8/🍞34/🍞5530–50%逆行→水平→再加速継続確認に有効🧮 押し/戻り“一回で収束”、🍈 10–25/5s / 📈 戻り幅30–50%(🍋換算目安)、水平1–3s、再開で出来増(🍓↑)“一度だけ”確認で順行境界直後に全曜
⑲ Storm-Tone ⛈️長波に多周波スパイク重畳1–5秒+10–30秒 / 🍋8–21併用🥖5/🍞13 と 🍞🍞34/🥪89乖離と収束が多層に交錯最上位警戒🧮 短中長MA同時乖離/収束、🍌伸縮↑🍈 ≥50/5s / 📈 約定密度の相関が乱れる(🍓高)


本ページは、日経225先物 mini を標準にした一般+専門家向けの実務ガイドです。PC版のリアルタイム設定を前提に説明します(ブラウザ簡易表示やスマホは配信頻度が下がりやすいため、まずはPCでの観測を推奨)。サイト内の「Market Strategy Breakdown」には時間帯ごとのスタティックな旗レベル(💎🧊🌊💧❄️)を併記していますが、実戦では本ページのキャリブレーション手順に従い、直前の板・歩み値を3〜5秒だけ観測して“自分の端末の平常値”に合わせて補正してください。

2025年9月19日Bucket No.15

15:15-15:45 CORE 30分解析|225Report #15

2025年9月19日Bucket No.12

13:45-14:15 CORE 30分解析|225Report #12

2025年9月19日Bucket No.11 PM13:15

13:15-13:45 CORE 30分解析|225Report #11