実戦キャリブレーション・ガイド(f/s・PPS・C/R)

AIや高速系の詳細は読めなくても、行動の痕跡は読める――その前提で「アルゴリズムに立ち向かう!」のAlgoTone分析を使って、どのように市場に隠されたアルゴリズムの動きを定量化させていくかについて説明します。AlgoTone分析はこちら。HFT(高速取引)の物理優位(回線・距離・計算資源)に近い設計図を通して、絶対精度でなくとも、ご自身のPC環境で再現できる“帯(バンド)判定”の標準システムを持つこと、しきい値の初期化→ヒステリシス境界の設定→週次の再推定まで、段階的に整えます。読者のみなさんと一緒に、実務で使える基準づくりを進めていきましょう。

なお、アルゴリズムに立ち向かう!サイト内「Market Strategy Breakdown」には細かい時間帯区間のスタティックデータをタイムラインごとに明記しております。さらに、30分おきに配信している有料サービス「Multi-Scale Market Analysis Report(多重時間スケールによる市場分析)」レポートでは、直前10分前までの板・歩み値の状態を加味して値を更新、様々なチャートと指標、秒単位の値動きについてわかりやすく表示しております。実践キャリブレーション分析は、まさに直前の3–5秒観測で最終判断の補正です。

時間別投資戦略ページの「Market Strategy Breakdown」のタイムテーブルに掲載する時刻帯別の静的データとして、以下のような情報が表示されます。
11:29:40–11:30:00 Shock-Tone 🔴 拾ノ型⑩ 撃咆-げきほう 
Shock 撃咆🔴→ ♪ Pulse 閃影⭕, ♫反応 Pullback 仮戻し🌦️
🚩Flag [💎AT 2,🧊SP -,🌊SW -,💧RF 2,❄️IW 1]
f/s🍈🍈|PPS🍓🍓🍓|C/R🍊🍊

これらの静的データはあくまで過去の統計データによる平均値を標準化し、相対化したデータにすぎません。

キャリブレーションとは

  • 校正(calibration):基準と比べて“ズレを定める”。直さない場合もある(補正値を添えるだけ)。ここでは、AlgoTone分析を機能させるために、個々の端末が見せる市場の解像度”に合わせて、判断の境界を整えることを意味します。
  • 調整(adjustment):装置のつまみやソフトの設定を実際にいじってズレを小さくする行為。
  • 検証・確認(verification):仕様を満たしているかの合否チェック。
  • 補正(correction):測定値に後から係数をかけたり引いたりして直すこと。
  • 正規化・標準化(normalization/standardization):データのスケールを揃える前処理。
  • チューニング(tuning):性能が良くなるよう調整する行為全般。
  • → キャリブレーションは「基準に対して正しくする/ズレを定義する」ことに重心があります。

基本情報

板🗂️Order Book / Quotes🗂️
「いくらで何枚、買いたい/売りたい」が縦に積まれた“注文の一覧表”です。
中央に並ぶ最良買い(Best Bid)最良売り(Best Ask)L1(Top of Book)。その上下に控える段がL2/L3(深さ)です。売りが左、買いが右、真ん中に値段の3列バージョンと、値段が一列で色が動く1列バージョンがあります。
🗂️ 1列板(DOM) 楽天証券/マーケットスピード

サイド価格枚数注記
売り(Ask)38,52012L3(上側の深さ)
売り(Ask)38,5158L2
売り(Ask)38,51025L1=最良売り(Best Ask)¹
—(ここがスプレッドの境目)—
買い(Bid)38,50520L1=最良買い(Best Bid)¹
買い(Bid)38,50015L2
買い(Bid)38,49530L3(下側の深さ)

🗂️ 3列板(DOM)(売り|価格|買い)マネックス,SBI,kabu

売り数量(枚)価格買い数量(枚)
6039,240
4039,235
5539,230
48(L3)39,225
65(L2)39,220
76(L1)39,21598(L1)
39,21082(L2)
39,20590(L3)
39,20070
39,19564
39,19058
39,18562

🎞️歩み値(Time & Sales)サンプル

凡例:🗂️=板/🎞️=歩み値/¹²³=L1/2/3
PPS🍓=行数/秒(この表の行数を5秒などの窓で数えて÷秒数)
サイド=直前約定比での方向(↑買い優勢/↓売り優勢/→中立)

上限貼り付けの場合は最上部が更新する数をカウントすればよいから便利

時刻 (JST)価格枚数サイド直前比L1 Bid¹L1 Ask¹メモ
13:14:59.80039,21512+539,21039,215最良Ask喰い
13:15:00.02039,2158039,21039,215滞留
13:15:00.13039,2206+539,21539,220抜け1tick
13:15:00.29039,22014039,21539,220追加成約
13:15:00.54039,21510−539,21039,215押し戻し
13:15:00.88039,2109−539,20539,210反転気味
13:15:01.05039,2107039,20539,210滞留
13:15:01.24039,2155+539,21039,215反発
13:15:01.42039,21511039,21039,215こなし
13:15:01.76039,2204+539,21539,220じり上げ
13:15:02.02039,21513−539,21039,215指値復活
13:15:02.26039,21016−539,20539,210連続売り

<各トレーディングツールの比較>

以下は、板(気配)と歩み値を“数える”ときの実務ポイントを軸にした比較表です。凡例:🗂️=板/🎞️=歩み値/¹²³=L1/L2/L3(最良/複数段/さらに深い)(注:各ツールはバージョン・契約で機能差あり。ここでは一般的な標準構成を想定しています)

観点MarketSpeed II(楽天)HYPER SBI 2(SBI)kabuステーション(auカブコム)マネックストレーダー(マネックス)
🗂️ 表示レイアウト(板)1列ラダー(価格の左右色反転で売買識別)|3列(買気配-価格-売気配)なし3列(買数量|価格|売数量)標準3列(買|価格|売)標準3列(買|価格|売)標準
🗂️ レベル表示 ¹²³L2相当の複数段あり(1列で上下に展開)L2(複数段)標準、L3は商品限定L2標準、表示段数の調整可L2標準、段数調整可
🎞️ 最新行の固定(上/下)限定的(自動スクロール追従が基本)設定可(上固定/下固定)設定可(上固定/下固定)上固定が得意(最新が常に最上段)
🎞️ 色分け・強調配色は良好だが最新ピン留め弱め上下色分け・連続方向強調◎上下色分け・強調◎上下色分け+最新強調◎
🎞️ 集約表示(同価格/同秒の“まとめ”)あり得る(※PPSが低く出る要因)設定でON/OFF設定でON/OFF設定でON/OFF
🎞️ タイムスタンプ粒度秒(msは非対応が基本)秒(ms非対応が基本)秒(ms非対応が基本)秒(ms非対応が基本)
🎞️ エクスポート/コピー版によりCSV/コピー可CSV/コピー可(条件あり)CSV/コピー可(条件あり)コピー中心(CSVは限定)
通信/更新設定「価格配信:リアルタイム」を最短自動更新最短自動更新最短デスクトップ版で最短
f/s🍈(最良“価格”フリッカー)数えやすさ:1列のため“価格のみ”カウントが安定:3列で価格変化を視認しやすい:同左:板と歩みの同期視認がしやすい
PPS🍓(歩み値行/秒)数えやすさ:最新固定が弱くコツ要:最新固定+行送り調整で安定:同左最高最新上固定で視線固定しやすい
典型的な“罠”歩み値の自動スクロールで数を落としやすいまとめ表示ONでPPSが低く出る同左まとめ表示ONでPPSが低く出る
推奨セットアップ(カウント用)f/s🍈は価格のみで5秒帯/歩み値は3秒に限定して数える歩み値は最新上固定+まとめOFF/板は3列でf/s🍈同左+段数は過不足ない表示歩み値は最新上固定+まとめOFF/板3列でf/s🍈

あくまで作成時点で、カウントし易さでいえばマネックストレーダー、csvデータ入手ができるのはそれ以外、ExcelVBAとの親和性はMarketSpeed IIです。PPS🍓を正確に取りたいときはマネックストレーダーの最新上固定は第一候補です。次点で HYPER SBI 2/kabuステ(設定で近づけられる)。

L1,L2,L3とは

L3=板の全層・アルゴ提示の詳細(一般には不可視)。本ガイドはL1必須/L2あれば尚良の前提で設計しています。

L1=最良Bid/最良Ask(気配の一番上)。本ページのf/s🍈計測はL1の“価格”変化が対象です(数量だけの点滅は数えません)。

L2=浅い板の厚み(上から数段)。C/R🍊を数える際、L2が見えるなら「新規・取消の見た目の変化」に含めてもOK(やり過ぎ注意)。

🗂️ Order Book / Quotes (L1が“最前線”、その上下がL2/L3)

 売り(Ask)
 38,520  12 (L3)
 38,515  08 (L2)
→ 38,510  25( L1) ← Best Ask
------------------------------------- ← スプレッドの境目
← 38,505 20 L1 ← Best Bid
38,500 15 L2
38,495 30 L3
買い(Bid)

メモ:左右の枚数バランス=片寄り感、上下の段の厚み=止まり/抜けやすさ

名称とアイコンの対応表(本ページで使う記号)

名称アイコン説明
フリッカー f/s🍈最良気配の価格更新ペース(回/秒)
テープスピード PPS🍓歩み値(約定)の行数/秒
交戦度 C/R🍊「板の更新(新規+取消)」÷「約定」
Auction(潮目)💎寄り・再開・引け前の“決まりやすさ”
Spread(薄氷)🧊スプレッドの拡大/縮小の出やすさ
Sweep(貫通)🌊同方向に段を抜く「連続貫通」傾向
Flow(刻み)💧終秒の連打テンポ(刻みの速さ)
IceWall(氷壁)❄️同値の即復活=吸収壁の粘着度

時間別投資戦略ページの「Market Strategy Breakdown」のタイムテーブルに掲載する時刻帯別の静的データ表示

11:29:40–11:30:00 Shock-Tone 🔴 拾ノ型⑩ 撃咆-げきほう 
Shock 撃咆🔴→ ♪ Pulse 閃影⭕, ♫反応 Pullback 仮戻し🌦️
🚩Flag [💎AT 2,🧊SP -,🌊SW -,💧RF 2,❄️IW 1]
f/s🍈🍈|PPS🍓🍓🍓|C/R🍊🍊

しきい値の初期化

リアルタイム更新のPC版で、板(L1/L2)・歩み値・短期Tickの軽い3面を作る。
計測は 🍈f/s(価格) を軸に 🍓PPS/🍊C/R を添えて 5秒だけ
値そのものよりも、ご自身のPC環境内の“帯(低/中/高)” を整えることが最重要です。

1. 計測環境の準備

この章の目的は、AlgoTone(アルゴトーン)分析に使う指標(🍈f/s・🍓PPS・🍊C/R と各フラグ)を、「ご自身のPC環境」で再現性高く測れるように整えるやり方を説明します。専門機関の直結端末を前提にせず、一般向けの取引ツール(マーケットスピードII/kabuステーション/HYPER SBI 2/マネックストレーダー等)で無理なく運用できる手順だけに絞ります。

1.1 基本方針(まずここだけ)

  • PC版(デスクトップ)を使用し、更新間隔は最短/リアルタイムに設定します。省電力・低負荷モードはオフ。
  • 計測の主軸は f/s🍈=最良気配の“価格”更新回数/秒 に統一します(数量の点滅はノイズになりやすいため除外)。
    補助として PPS🍓(歩み値の行数/秒)C/R🍊(板の更新÷約定) を併用します。
  • 表示は軽く、3点だけ:①板(L1必須/L2あれば尚良) ②歩み値(Time&Sales) ③短期Tickチャート(指標は最小限)。
  • ツールや回線で絶対値は必ずズレます。したがって本ガイドは相対評価(低/中/高の帯)を作る前提で進めます。

1.2 画面の置き方(迷ったらこの並び)

お使いのトレーディングツールの板情報、歩み値、ティックチャートを表示します。Tickはとりあえず、30Tick MA(移動平均)=20で設定しましょう。表示は証券会社によって配列や方法がことなります。

  • 左:(L1必須。可能ならL2を浅く表示)
  • 右上:歩み値(「最新が上」か「最新が下」かを必ず固定
  • 右下:短期Tick(10–30ティック、移動平均は1–2本だけ)

PCは有線LAN推奨、時刻同期(NTP)をオン、モニタは60Hz以上。バックグラウンド更新は抑えます。

1.3 ツール別・最初の一手(やさしめ設定)

  • 楽天証券/マーケットスピードII
    「通信/表示」系で更新:リアルタイム。板+歩み値+短期Tickの3面レイアウトを作ってテンプレ保存。(歩み値に関しては表示がカウントしずらいかも)
  • auカブコム/kabuステーション
    自動更新:最短。不要な列は非表示にし、歩み値の行間と色分けを見やすく調整。
  • SBI/HYPER SBI 2
    リアルタイム表示を有効化。自由配置で3面を固定し、文字サイズを一段太めに。
  • マネックス/マネックストレーダー(デスクトップ)
    ブラウザ簡易版ではなくデスクトップ版を使用。「最新行固定」の歩み値表示にして視認性を確保。

※ メニュー名はバージョンで異なりますが、「設定→更新間隔→最短(リアルタイム)」を選ぶのが共通の要点です。

1.4 計測の作法(数える場所と数え方)

ふだんの「静かな帯」で基準(平常値)を作ります。
画面は 板(L1必須/L2あれば尚良)+歩み値+短期Tick の3点だけに絞り、5秒だけ次を数えます。

  • f/s🍈:板の最良Bid/Askの“価格”が変わった回数を5秒だけ数え、価格が変わるたび+1 回数÷5で回/秒。数量だけの変化はカウントしません。
  • PPS🍓:同じ5秒で歩み値(Time&Sales)行数を数え、行数÷5
  • C/R🍊:同じ5秒で板の新規+取消の見た目の変化回数をざっくり数え、(板の更新=新規+取消)÷(約定件数)。高いのに約定少:試し・見せ寄り/高くて約定多:本格交戦寄り。厳密でなくてOK。

例:5秒のあいだに最良価格が7回動いた→ 🍈f/s ≈ 7÷5 = 1.4
5秒で歩み値が20行→ 🍓PPS ≈ 4.0
板の新規+取消が50回・約定が10件→ 🍊C/R ≈ 5

1.5 ベースライン(ご自身のPCに合わせる“平常帯”づくり)

  1. 静かな帯(例:10:30前後)で、🍈/🍓/🍊を3回ずつ測って平均をとります。
  2. 速い帯(例:寄り直後、14:59:30±30秒)でも同様に測ります。
  3. その2点から、低/中/高 の境目ご自身のPC環境に合わせて決めます(境界は後で週次に微調整)。

この“平常帯”が、AlgoTone のトーン/フラグ判定に上書き補正するための土台になります。以降は、時間帯ごとのスタティックなフラグレベル(「アルゴリズムに立ち向かう!サイト内「Market Strategy Breakdown」)を参照しつつ、直前の3–5秒観測で最終判断を補正してください。

2. 実戦の数え方(メトロノーム/指カウント可)

最初に用語アイコンの対応だけ確認します:
f/s🍈=最良気配の“価格”更新回数/秒PPS🍓=歩み値の行数/秒C/R🍊=(板の新規+取消)÷約定
ここで言う「板」は L1(最良Bid/Ask) があれば十分です(L2/L3は任意)。f/s🍈は“価格が変わったときだけ”数えるのがコツです。

手順(5秒だけ集中):

  1. 価格フリッカー回数(L1の価格が動いた回数)を数える → 回数÷5=f/s🍈
  2. 同じ5秒で歩み値(約定の行)を数える → 件数÷5=PPS🍓
  3. 同じ5秒で板の「新規+取消」の見た目の変化回数をざっくり数える → (変化回数÷歩み値件数)=C/R🍊

現場ルール(簡易):

  • 価格が行って戻れば 2カウント
  • 数量だけの変化は原則カウントしない(数量は速すぎてノイズになりやすい)。
  • できれば3秒ローリング平均(例:直近3秒合計÷3)にして体感差を滑らかに。
  • メトロノームや指トントンでテンポを取りながら数えると安定します。

3. 週次の再推定(分位点キャリブレーション)

一般向けツールは配信間引きやUIの更新間隔で“見かけの数値”がブレます。自分の端末の平常値に合わせて境界を合わせ直すのがキャリブレーションです。

やり方:

  • 直近20営業日のメモから、f/s🍈・PPS🍓・C/R🍊の p50(中央値)/p80 を出す。
  • サイト既定の帯(例:f/s🍈 中=8–20, 高=20–40…)を、あなたの p80 付近へ±10〜20% で寄せる。
    • 例:あなたの f/s🍈 p80 が 22 なら、「中/高」境界を 22 へ。
  • 週に一度見直して、混雑や回線差によるズレを吸収。

ヒステリシス(帯の行き来防止):
いったん上位帯へ入ったら、1段下の境界−10% を割るまで降格しない。境界付近のフラつきで判断がブレないようにするためです。


4. 指標の“食い違い”を読む(因果で統合)

三つの指標が同じ方向を指すとは限りません。食い違い=ヒントです。因果で解釈してトーンに結びつけます。

  • f/s🍈 高 × PPS🍓 低 × C/R🍊 高
    → 取消主導・“見せ/試し”が多い。Feint ⚪/Spike 🟣気味。様子見・最小サイズ。
  • f/s🍈 高 × PPS🍓 高 × C/R🍊 高
    → 双方が本気で打ち合い。Shock 🔴/Storm ⛈️注意。成行縮小・撤退基準厳格化。
  • f/s🍈 中 × PPS🍓 中 × C/R🍊 低
    → こなし優位。Calm 🔘/Breath 🔘。逆張りの短打ち可(ただしサイズ控えめ)。
  • f/s🍈 中〜高 × PPS🍓 中〜高 ×(別指標)偏り0.3–0.5
    → 片側優勢が続く準備帯。Step 🌓/Ladder 🌕 の仕込み。小ロットで順行寄り。

補足:どこを見れば数えやすい?

  • f/s🍈:板の L1(最良Bid/Ask)価格 の上下だけを注視。数量は無視。
  • PPS🍓:歩み値ウィンドウの行数をそのまま数える(1行=1プリント)。
  • C/R🍊:板(L1の“新規/取消”の点滅)をざっくりカウントし、歩み値件数で割る。厳密さより“帯”判定が目的です。

処理が重い・混雑時は見かけが実態より低く出ることがあります。帯で判定し、数値そのものに固執しないのがコツです。

指標の定義・換算・計測ポイント(詳細)

指標アイコン定義(何を数えるか)計算場所基本窓W果物換算(1個=…)“八百屋並べ”の帯(目安)
f/s(フリッカー)🍈最良気配(L1:Bid/Ask)の価格更新回数/秒(数量は無視の“価格版”推奨)板(L1・最良)※気配付き歩みがあれば照合可3〜5秒🍈1個 ≈ 10 更新/秒(四捨五入・0〜5個にクリップ)🍈×1:0–9/s、×2:10–14/s、×3:15–22/s、×4:23–35/s、×5:36+/s
PPS(テープスピード)🍓歩み値(Time&Sales)の約定件数/秒歩み値(テープ)3〜5秒🍓1個 ≈ 1 約定/秒(四捨五入・0〜5個にクリップ)🍓×1:0.5–1.4/s、×2:1.5–2.4、×3:2.5–3.4、×4:3.5–4.4、×5:4.5+/s
C/R(交戦度)🍊「板更新(新規+取消)の見かけ回数」÷「約定件数」板(L1の新規/取消カウント)+歩み値3〜5秒(同一窓で両方測る)通常は帯で段階化。必要時は小数併記(例:🍊0.8)段階表示:×0:<1.0、×1:1.0–2.0、×2:2.0–4.0、×3:4.0–7.0、×4:7.0–12.0、×5:>12.0

補足

  • f/s(価格版)は「最良Bid/Askの価格が変わった瞬間だけをカウント」。BidとAskどちらの変化でも+1。行って戻れば2カウント。数量だけの入れ替えは数えません(数量は猛烈に速いため目視ノイズになりやすい)。
  • PPSはそのまま「歩み値の行数/秒」。同一価格での複数約定もすべてカウント。
  • C/Rは必ず同じ時間窓で「板更新回数(見た目でOK)」と「約定件数」を数えて割ります。C/R<1は“こなし優位”、>10は“試し突きor交戦”の警戒域。八百屋並べでは段階(🍊の個数)を出し、必要に応じ「🍊0.8」「🍊12.7」のように数値を後置します。

カウント場所

  • 板(L1=最良気配)… f/s🍈 と C/R🍊の「C(新規+取消)」をカウントする場所。
    例:最良Askが 35710→35720 で +1、直後に 35720→35710 でさらに +1。
  • 歩み値(Time&Sales)… PPS🍓 と C/R🍊の「R(約定)」をカウントする場所。
  • 気配付き歩み(対応ツールのみ)… 各プリント時の当時の最良気配を同時に確認でき、整合チェックが容易。無ければ板と歩みを同じ窓Wで並行カウントすれば十分です。

表記ルール

  • 文中の単体表記:f/s🍈=3、PPS🍓=2、C/R🍊=0.8 のように記載。
  • 比較やサマリー(“八百屋並べ”):🍈🍈🍈🍓🍓🍊0.8 のように、段階は個数、小数は必要時だけ後置。

計算例

  • 落ち着いた帯:f/s 12/s、PPS 1.8/s、C/R 0.9 → 🍈🍈🍓🍓🍊0.9
  • 試し突き気味:f/s 26/s、PPS 2.6/s、C/R 8.9 → 🍈🍈🍈🍈🍓🍓🍓🍊🍊(※必要なら末尾に“C/R=8.9”併記)

※実装上の注意:ブラウザ版や省リソース設定だと更新が間引かれ、f/s・PPSが実態より低く出がちです。まずは自分の端末で「静かな帯(例:10:30頃)」と「速い帯(例:寄り直後/引け前)」の2点を基準化(キャリブレーション)し、上の帯境界を±10〜20%で微調整して使うと安定します。

5. フラグとの整合


アルゴトーンフラグは「いまの板の環境」を短く要約する信号です。5秒計測(f/s🍈・PPS🍓・C/R🍊)で得た現場数値に、フラグの読替えを重ね、トレードのサイズ・順逆の優先度・待つ/入るを決めます。

  • 💎Auction(潮目)決まりやすさ。高いほど初動の順行追随が有利になりやすい(寄り・再開・引け前)。
    運用:💎高×🌊高×🧊高なら「ブレイク本線」。押し目待ちより小ロットで順行に“先回り”。
  • 🧊Spread(薄氷)滑りやすさ。広がりやすい時刻・材料で上がる。
    運用:🧊高はロット縮小・利確前寄せ。逆張りなら❄️の粘着(再生速度)を必ず確認。
  • 🌊Sweep(渦潮)止まりにくさ。同方向の段抜けが続く。
    運用:🌊高は押し待ち不利。浅い追随の再入れで刻む。💎高×🌊高=ブレイク本線
  • 💧Flow(滴律)刻みテンポ。終秒の連打・短周期の加速。
    運用:💧高は遅延コスト↑。逆指値・トレーリング幅を広げ、成行は縮小。
  • ❄️IceWall(氷壁)再生壁。同値復活が速いと推進に時間。
    運用:❄️高は抜け遅延。分割エントリ/押し戻り利用。🌊≧❄️なら抜け待ち、❄️≧🌊なら戻り売り/押し買い。

合成の最小例(本ページに記載/主ページで事例を拡張)

  • 💎↑×🌊↑×🧊↑ → ブレイク本線(順行小ロット+撤退基準は厳しく)。
  • 🧊↑×❄️↑厚見え停滞(逆張りは可だが、壁の再生速度が条件)。

詳しい時間帯別の“出やすい組み合わせ”やケース図解は AlgoTone(主) を参照してください。

フラグと補助表示

フラグメイン観測する場所(UI)計測のしかた(簡易)基本窓W補助アイコン&換算使い分け(判断での役割)出やすい帯(JSTの例)コツ / 誤検知メモ
Auction(潮目)💎板L1(最良Bid/Ask)+歩み値、寄付/再開/引け直前の気配・Uptick/DownTick比で傾き:TiltTicks ≈ (U−D)/max(1,U+D) ・中値ドリフト:Midの変化/σ ・最良枚数の偏り(厚みバランス)寄り60s/再開10s/引け30–120sー(数値で管理)「決まりやすさ」の地合い。💎高×🧊/🌊高=ブレイク準備。💎高×❄️高=一旦停滞→“壁”の弱まり待ち。08:44–08:45、12:29:50–12:30、(延長後)15:40–15:451tick維持率が極端に低い日(🧊高)は“見かけの傾き”が出やすい。🧊と併観して過大評価を避ける。
Spread(薄氷)🧊板L1のスプレッド時系列(1tick↔2–3tick)・1tick維持率 ・“≥2tick”滞在比率 ・拡大イベント/分10–20s(イベントは5–10sも)🍌:幅の目安。🍌1=平均1tick相当、🍌🍌=2tick…「滑りやすさ」と“戻りにくさ”。🧊高→ロット抑制・利確前寄せ。逆張りは❄️の粘り確認が条件。寄り直後、10:06/10:45 周辺、14:54–15:00単発の“拡大→即収束”はノイズ寄り。連続性と滞在比率で見る。
Sweep(貫通)🌊歩み値(連続約定の伸び)+簡易L2(食われ深さ)・RunLen(同方向連続約定本数) ・Pierce(段抜け数)=薄い側を何段連続で食ったか3–10s(高速は3–5s)🍍:段抜けバッジ。🍍2=2段、🍍3=3段…「止まりにくさ」。🌊高→押し待ち不利、順行の浅い入れ直し優位。💎高×🌊高=本線。🌊高×❄️高=一時停滞(抜け待ち)。寄りの初動、再開直後、14:54–15:00見かけ貫通は❄️が強いと止まる。“再生速度”を必ず併観。
Flow(刻み)💧歩み値(Time&Sales)・PPS(prints/sec)=約定件数/秒 ・Δt中央値(連打の間隔) ・ChipAvg(1プリントの枚数感)1–5s(任意)🍇:粒の連なり感。🍇1=Δt中位~500ms、🍇2=~300ms、🍇3=<250ms 目安「テンポ(処理力)」。💧高は遅延コスト↑ → トレール幅/逆指値距離の設計に直結。滑らか系トーンの信頼度↑、荒い系では“走り抜け”確率↑。:00/:30直前直後、引けの終秒帯ニュース直後は自然な高頻度応酬で💧だけ高騰も。方向は🌊/💎で付ける。
IceWall(氷壁)❄️板L1/L2(価格別の“削れ→即復活”)+歩み値・RR(回復率)=「約定直後に同値復活」回数 / その価格の約定回数 ・TOS(成立累計/最小表示量)3–10s🍧:粘着の体感。🍧1=弱、🍧2=中、🍧3=強(例:RR≥0.6 & TOS≥3で🍧3)「進みにくさ/跳びにくさ」。❄️>🌊=戻り売り/押し買い寄り、🌊>❄️=抜け待ち。ブレイク狙いは分割&建て増し位置の後方化。薄い時間/イベント後、昼過ぎの調整帯ディーラーの見せ板でも一時的に“復活”に見える。条件を「価格不変+即復活+複数回」に限定。

表記例(ページ内の使い方)

  • 単体表示(文中):🧊=高(🍌🍌)、🌊=中(🍍2)、💧=中(🍇2)、❄️=高(🍧3)
  • まとめ表示(八百屋並べ):🧊🍌🍌 🌊🍍🍍 💧🍇🍇 ❄️🍧🍧🍧
  • 数値と併記したい場合:🧊 1tick維持率 62%/≥2tick滞在 28%(🍌🍌)、🌊 Pierce=2.4/5s(🍍2)

実装・計測のメモ(一般向けツール想定)

  • まずは自分の端末で「静かな帯(例:10:30ごろ)」と「速い帯(例:寄り直後/引け前)」の2点をキャリブレーション。上の帯境界は±10–20%で微調整。
  • ブラウザ版・省リソース設定は更新が間引かれがち。デスクトップ版+最短更新で。
  • 🍌/🍍/🍇/🍧の“個数”は、意思決定のための段階表示です。必要に応じて数値(率・件数・本数)を併記すると、検証や再現がしやすくなります。

単位・換算(225先物ミニ基準)

単位 / 指標アイコン定義(ミニ基準)どこで見る簡易計算式・読み方(ミニ)
1 tick🍋最小刻み幅(225miniは 5円/tick)取引仕様・板価格差[円] ÷ 5 = 🍋個数(例:10円差=🍋🍋)
スリッページ量🍋×n期待価格と約定価格のズレ(tick換算)約定照会 + 直前の最良/中値n =
スプレッド幅(瞬時)🧊+🍌×nL1の最良Ask − 最良Bid(tick換算)板(最良)n = (Ask − Bid) ÷ 5 → 「🧊 🍌×n」例:2tickなら 🧊🍌🍌
段抜け数(Pierce)🌊+🍍×n同方向の連続約定で“何段”食ったか歩み値 + 簡易L2n = 連続で空にした価格段の数 → 「🌊🍍×n」
氷壁粘着(同値復活)❄️+🍧×n“削れ→即復活”の粘り段階板(L1/L2)+ 歩み値RR ≥0.60 & TOS≥3 → 🍧🍧🍧 / 中位 → 🍧🍧 / 低位 → 🍧
刻みテンポ(PPS)🍓×n歩み値の件数/秒(約定密度)歩み値PPSを段階化:🍓1≒≤1/s, 🍓2≒1–2, 🍓3≒2–3, 🍓4≒3–5, 🍓5≧5
フリッカー(f/s:価格版)🍈×n最良価格の更新回数/秒板(最良)5秒で価格変化回数÷5 → 🍈段階:🍈1≒≤7/s, 🍈2≒8–15, 🍈3≒16–25, 🍈4≒26–40, 🍈5≧40
交戦度(C/R)🍊×n(板の新規+取消)÷ 約定本数板(最良の点滅)+ 歩み値小数OK(例:C/R=0.8 → 🍊0.8、2.6 → 🍊2.6)
20MA / 50MA🥖 / 🍞移動平均(短/長)チャート「🥖20MA」「🍞50MA」表記。交差・乖離で滑らか系トーン判定を補助

フルーツ換算ルール

  • 🍋1 = 1tick = 5円(mini)※ラージは10円/tick(参考用)
  • 🧊の“量感”は🍌で表現:🍌1=1tick相当、🍌2=2tick…(平均または直近の値)
  • 🌊の強さは🍍で段抜け数:🍍2=2段連続、🍍3=3段…
  • 💧のテンポ感は🍓(PPS段階)と併記推奨(例:💧🍓🍓🍓)
  • ❄️の粘着は🍧で体感段階(RR/TOSで裏取り)
  • f/sは🍈段階、C/Rは🍊で小数も許容(例:🍊0.8)

計算・採取の“場所”メモ

  • 板(最良=L1):スプレッド🧊(🍌)、フリッカー🍈(価格変化カウント)、偏り、❄️の復活確認
  • 板(簡易L2):🌊の段抜け(🍍)、❄️の同値復活の有無
  • 歩み値(Time&Sales):PPS🍓、🌊の連続約定、スリッページの裏取り
  • 約定照会:スリッページ🍋(自分の実コストをtick換算)

表記例

  • 「🧊🍌🍌 🌊🍍2 💧🍓🍓 ❄️🍧🍧」= 2tickスプレッド、2段抜け、PPS中位、氷壁中
  • 「スリッページ 🍋🍋=10円(mini)」
  • 「f/s🍈=4, PPS🍓=3, C/R🍊=1.8」 → 文中では “🍈🍈🍈🍈 🍓🍓🍓 🍊1.8” と八百屋並べで併記可

移動平均(MA)

MAアイコン凡例(移動平均)

種別アイコン目安(期間)主な用途・見方測る場所備考
短期🥖20MA初動・“こなし”の確認、短期ドリフトTickチャートウェーブ系(③🔵/⑧🟢/⑪🟠)は「30秒Tick × 🥖20MA(または19MA)」推奨
中期(基準)🍞50MA基準線・日中の傾き把握Tick/分足標準の比較軸
中長期🍞🍞100MA中期トレンドの強弱分足
長期🥪200MA長期ドリフト・地合い分足

表示例:「MA: 🥖20 / 🍞50」「ウェーブ観察: 30秒Tick × 🥖20MA」

🍐偏りメーター(最良枚数の左右差)

項目表記内容
🍐定義式Bias = (BidQty − AskQty) / (BidQty + AskQty)L1(最良Bid/Askの枚数)を使用
🍐方向の符号+ / −+=買い優勢、−=売り優勢(例:Bias: +🍐🍐)
🍐測る場所・窓板(L1)・5〜10秒継続性を確認(2秒以上の維持など)
🍐注意UI更新・配信仕様で見かけが変動直近20営業日の分位点でキャリブレーション推奨。❄️IceWall高では一時偏りが打ち消されやすい

🍐段階(八百屋並べ)

| 表示 | しきい値(|Bias|) | 典型シグナル感 |
|---|---:|---|
| 🍐 | 0.20–0.29 | 弱い片寄り |
| 🍐🍐 | 0.30–0.50 | 中程度の片寄り(Step/Ladder準備域) |
| 🍐🍐🍐 | ≥0.60(2秒以上継続) | 強い推進(順行優位) |

メモ:しきい値は環境に合わせて微調整(キャリブレーション)。❄️が高い場合は偏りの“持続”を重視して判定してください。

6. トーン・ファミリーへの接続(A/B/C/Dの初動判定)

5秒スナップでの仮置き(ミニ標準・一般ツール帯)

  • A/C(Calm・Box・Breath・Sine)
    f/s🍈 低〜中(〜20)/C/R🍊 3–9/PPS🍓 〜3
    → こなし優位。逆張り短打ちや小幅レンジ取り。
  • B(Pulse・Flash・Step)
    f/s🍈 中〜高(8–40)+ 偏り0.3–0.5が持続
    → 小ロット順行で刻む。押し浅いならStep/Ladderへ発展しやすい。
  • D(Feint・Spike・Dart・Shock・Break)
    f/s🍈 高(20–40/40+)× C/R🍊 高(PPS🍓は高 or 低=“試し”)
    → 様子見またはサイズ縮小。Flash/Storm級は成行抑制。

運用フロー(本ページで徹底/主ページはトーン辞典へリンク)

  1. 5秒で仮置き(A/C or B or D)。
  2. 小ロットでテスト
  3. 直後に再観測し、ヒステリシスで帯を固定(いったん上位帯に入ったら、1段下の境界−10%まで降格しない)。
  4. トーンの詳細(③⑧⑪=ウェーブ系は30sec/20MA/19MA、など)は**AlgoTone(主)**の該当ページへ。

アルゴトーンの詳しい内容は、③⑧⑪=ウェーブ系は30sec/20MA/19MA、など)はAlgoTone(主)の該当ページへ。アルゴトーン分析ページを参照してください。

チャート/板・歩み値の目視テーブル(一般ツール基準)

凡例: 🗂️=板(気配)/🎞️=歩み値/¹²³=L1/2/3
果物: 🍈=f/s(フリッカー速度)/🍓=PPS(テープスピード)/🍊=C/R(交戦度)/🍐=片寄りメーター(Auction系)/🍌=スプレッド幅(1🍌≒1tick体感)/🍍=段抜け(Sweep系)/🍋=tick単位/🍇=刻みの粒度(Flow感)/🍧=同値復活の粘着(IceWall感)

トーン名スプレッド最良気配の厚み・偏りフリッカー f/s(価格)C/R典型プリント典型サイン(数値目安)目視ポイント(どう判断するか)関連Flag(参考)
① Calm-Tone 🔘1tick固定(🍌1)左右ほぼ対称、|厚みバランス|≤0.2 🍐0.2–2.0(1–10/5s)🍈3–7 🍊小口が等間隔で淡々連続約定<3–5本/10秒 🍓、MA乖離<0.05σL1最良の価格更新少、歩み値は「トン…トン…」。同値リフィル穏やか(🍧中)💧Flow 低〜中(🍇) / 🧊Spread (🍌) / ❄️IceWall (🍧)
⑥ Breath-Tone 🔘1tick固定(🍌1)交互にわずかに厚み変化、|厚みバランス|≤0.2 🍐0.5–2.5(3–12/5s)🍈4–8 🍊小口の往復こなし±2–3tick内の往復が20秒で3–5回(🍋2–🍋3/🍓); MA20/50距離一定片側が薄くなると即補充。Calmより更新多いが“こなし”(🍇中)💧Flow (🍇) / ❄️IceWall 弱〜中(🍧)
⑬ Step-Tone 🌓1tick中心(🍌1保持)片側の再補充持続、|厚みバランス|0.3–0.5 🍐2–6(10–30/5s)🍈4–7 🍊同方向の短連が続く水平2–5秒→+1tick」反復(🍋+1);偏り0.3–0.5が≥2秒 🍐5秒観測で“止まり→小ジャンプ→止まり”が等間隔。反対最良は減る→即補充💧Flow (🍇) / 🌊Sweep 弱〜中(🍍) / 💎Auction(時刻寄与🍐)
⑮ Ladder-Tone 🌕1tick→抜け値定着(🍌1→定着)抜け価格が即支持/抵抗化3–8(15–40/5s)🍈4–8 🍊抜け→定着→再抜け抜け後の戻り≦**40%2段+**継続;連続約定>10本 🍓ブレイク後同値横ばい→すぐ次段。押し戻り浅くテンポ一定🌊Sweep (🍍) / ❄️IceWall 支持化(🍧) / 💧Flow (🍇)
③ Box-Tone 🔵1tick(端は重い)(🍌1)上下5–10tickに“壁”反復、中心は対称 🍐0.5–2.5(3–12/5s)🍈8–15 🍊端で小反発往復同値リフィル連発(🍧↑)、氷山反応レンジ端で指値再提示が連発。中央は静か→端に行くほど戻される❄️IceWall (🍧) / 💧Flow 低〜中(🍇)
④ Faint-Tone ⚪1–2tick瞬間拡大(🍌1→🍌2)壁に小口で触れて即取消5–12(25–60/5s)🍈>10 🍊小スパイク→即戻りL2–L5点滅急増も約定(🍓低)板2–5段目がチカチカ(🍈高)増えるのに歩み値伸びず=“試し🧊Spread (🍌) / 💧Flow (🍇) / 🌊Sweep (🍍)
⑤ Spike-Tone 🟣1→2–3tick瞬間拡大(🍌1→🍌2–🍌3)薄い段が連続で欠ける6–14(30–70/5s)🍈>10 🍊断続スパイク単発“掃き”30–60枚×2–3回(🍓塊)、連続高安更新薄い側で“穴あき”連発。スプが瞬時に広がり、すぐ戻る動き2–3回🧊Spread (🍌↑) / 🌊Sweep 中〜高(🍍)
② Pulse-Tone ⭕1→2tick短拡大(🍌1→🍌2)偏り**≥±0.6**が一気に出る 🍐6–12(30–60/5s)🍈>8 🍊30–60連が片側集中(🍓↑)数十秒“脈打つ”加速、±30–60円の押上げ/押下げ(🍋)歩み値が同方向に走る、反対側最良が蒸発→戻り🌊Sweep (🍍) / 💧Flow (🍇) / 💎Auction(イベント直後🍐)
⑦ Flash-Tone 🟡1→2–4tick瞬間拡大(🍌1→🍌2–🍌4)片側厚みが蒸発→即回復>12(≥60/5s)🍈>15 🍊1–2秒で100+連(🍓爆)スプレッド0.3–0.7秒だけ拡大一瞬“真空化”。大連約定の直後、板密度がすぐ復帰🧊Spread (🍌↑) / 🌊Sweep (🍍↑)
⑧ Sine-Tone 🟢1tick(安定)(🍌1)厚みが規則的に交代1–3(5–15/5s)🍈4–7 🍊滑らかな往復周期3–6回/分、中心は緩くドリフト同幅・同間隔の往復。反転点で出来やや膨らむ(🍓)💧Flow (🍇) / ❄️IceWall (🍧)
⑪ Beat-Tone 🟠1tick(維持)(🍌1)偏りが周期的に強弱交代 🍐1–4(5–20/5s)🍈5–8 🍊10–20連→反転反復(🍓)片側滞留→小休止→反対滞留モメ×スイングの綱引き。鼓動のような強弱が交互💧Flow (🍇) / 💎Auction(終盤寄与🍐)
⑨ Dart-Tone 🟤1tick(維持)(🍌1)薄い側へ貼り付き継続 🍐2–6(10–30/5s)🍈6–10 🍊15–30連の押上げ/押下げ(🍓)片寄り維持、反対厚みは薄い最良が片側に寄り続け、小口が切れず進む🌊Sweep (🍍) / 🧊Spread 低〜中(🍌)
⑩ Shock-Tone 🔴2–5tickへ拡大(🍌2–🍌5)逆側厚みが一気に消失8–16(40–80/5s)🍈>10 🍊一撃多段掃き1回80–150枚(🍓太)、深さ▲30–50%レンジ端で反対側板がごっそり消え、段飛び(🍍)🌊Sweep (🍍↑) / 🧊Spread (🍌) / 💎Auction(端点🍐)
⑫ Break-Tone 💥2–6tick(継続)(🍌2–🍌6)一方向に空洞化→連鎖6–12(30–60/5s)🍈>10 🍊50–100連打→減衰(🍓)スリッページ急増、戻り弱い荒い連打後に細り、戻せないまま推移。後処理の崩れ🌊Sweep (🍍↑) / 🧊Spread (🍌) / ❄️IceWall (🍧↓)
⑭ Pennant-Tone 🌔1tick(収束→拡大)(🍌1)中心厚みに集中→徐々に拡散 🍐1–4(5–20/5s)🍈4–7 🍊往復幅が段々拡大収束率≥30%→拡大、偏りSD上昇 🍐三角収束→上下更新幅が次第に広がる💧Flow 低→中(🍇) / 💎Auction(直前配分🍐)
⑯ Sync-Step-Tone ☔1tick(維持)(🍌1)双方の段差が同テンポ3–7(15–35/5s)🍈4–7 🍊等間隔の段差セット並立8–12秒周期で「水平→+1tick」が左右同期(🍋+1)複数執行の足並み一致。水平部が短め💧Flow (🍇) / 💎Auction(時刻同期🍐)
⑰ Surge-Tone 🌩️1→2–3tick瞬間拡大(🍌1→🍌2–🍌3)短命の偏りが“刺さる” 🍐5–10(25–50/5s)🍈6–9 🍊2–3秒の連射挿入短期サージ<5秒×2回以上なめらかな波に鋭い一刺しが2回+。直後は元リズムへ🧊Spread (🍌) / 🌊Sweep (🍍)
⑱ Pullback-Tone 🌦️1–2tick(🍌1–🍌2)抜け直後、逆側厚みが一時優勢2–5(10–25/5s)🍈4–7 🍊浅い戻り→再始動直前推進の**30–50%**だけ逆行→再開(🍋)**“一度だけ”**の戻りなら継続有力。深い戻りは無効❄️IceWall (🍧) / 💧Flow (🍇)
⑲ Storm-Tone ⛈️1–2tick(伸縮反復)(🍌1↔🍌2)厚みが交互に出現/消滅>10(≥50/5s)🍈>12 🍊速いのに継続スプレッド1↔3tick往復(🍌1↔🍌3)、連続塊が交互複数要因が同時点火。5秒で“イベント級”、方向は続きやすい🧊Spread (🍌↑) / 🌊Sweep (🍍↑) / 💧Flow (🍇↑) / 💎Auction(引け帯🍐)

補足

  • f/s は価格ベース(最良Bid/Askの価格が変わった回数を合算)でカウントします。数量のみの更新は含めません。
  • 端末・回線により f/s/PPS は下振れしやすいので、絶対値より平常帯からのズレで判定してください。

Tick、分足チャートの目視テーブル(一般ツール基準)

凡例(この表で使うアイコン)
🍈=f/s(最良“価格”更新ペース)/🍓=PPS(歩み値の行数/秒)/🍊=C/R(交戦度)/🍌=スプレッド幅/🍐=片寄り・厚みバランス/🍋=tick換算(225 mini=5円/🍋1)
🥖=短期MA/🍞=中期MA/🍞🍞=長めMA/🥪=超長期MA

トーン名Representative UseRecommended Tick(🍋)Recommended MA(パン)ShapeNotes観測指標の目安(板🧮 / Tick📈)検出サイン曜日特性
① Calm-Tone 🔘板を落ち着かせたい・在庫/ベーシス微修正20–60秒 / 🍋30–60🍞50MA / 🍞🍞100MA(+🥖20MA)水平〜極小振幅、長短MA乖離小“静止”地ならし帯。次トーンの入口🧮 🍌安定、|🍐≤0.2|、🍈 1–10/5s / 📈 連続約定<3–5/10s(🍓低)再掲が規則的、短期MAの揺れ極小月・水=安定、金=短縮気味
② Pulse-Tone ⭕ヘッドライン直後の間欠追随(鋸歯)1–3秒 / 🍋3–8🥖5/🥖8, 🥖8/🍞13周期はあるが鋭い反応列初動は短命になりがち🧮 一時的🍌拡張≥🍋1🍈 30–60/5s / 📈 連続約定3–7本(🍓中、200–600ms)等間隔ティック列、IOC/成行の連射痕指標日・金で増加
③ Box-Tone 🔵MM×裁定でレンジ維持(上下で供給/吸収)10–20秒 / 🍋20–40🍞20/🍞50(ウェーブ系は 30秒Tick× 🍞20/🥖19 推奨)バンド上限/下限往復、中心は水平同値リフィルが鍵🧮 端で板補充、中央減速、対称、🍈 3–12/5s / 📈 高安水平、往復反発(🍓中)上限で供給、下限で吸収(🍐中立)火・木で出やすい
④ Faint-Tone ⚪板感知の小フェイントで反応試験3–5秒 / 🍋5–13🥖7/🍞13ダート型、小突き混在だまし多め🧮 🍊>10∧約定少、最良の引っ込み→戻り<1秒、🍈 25–60/5s / 📈 **±5–15円(🍋1–3)**ミニスパイク小フェイント後に出来薄・即撤収痕(🍓低)水・金で注意
⑤ Spike-Tone 🟣薄所突き/外因直後の噴火3–5秒 / 🍋5–13🥖5/🍞13, 🍞13/🍞🍞34トゲ状スパイク連続スリップ・逆噴射注意🧮 🍌拡張≥🍋2🍈 30–70/5s / 📈 連続高安更新2–3、単発“掃き”30–60枚×2–3(🍓塊)長いヒゲ→直後に逆側清算集中イベント日中心
⑥ Breath-Tone 🔘分割執行の“こなし”、参加率微調整10–30秒 / 🍋20–60🍞20/🍞50, 🍞50/🍞🍞100(+🥖20)ゆっくり小波次モードへの橋渡し🧮 参加率±10%内、深さが緩慢に脈動、🍈 3–12/5s / 📈 連続約定5–15/分(🍓中)小幅往復(🍐中立)継続月〜水で安定
⑦ Flash-Tone 🟡秒〜サブ秒の高周波・即応即撤収1–2秒 / 🍋3–5🥖5/🥖8②より短く鋭い、継続極短追いかけ厳禁🧮 見掛け🍌拡大、板一時蒸発、🍈 ≥60/5s / 📈 約定5–10本<1秒(🍓爆)→即クールダウン大実体1発→直後に静まる切替秒金で発生増
⑧ Sine-Tone 🟢スイング優位のなめらかな往復10–20秒 / 🍋20–40🍞20/🍞50(ウェーブ系は 30秒Tick× 🍞20/🥖19サイン波反復、中心緩ドリフト反転点で出来膨らみ🧮 板テンポ安定、🍈 5–15/5s / 📈 周期30–90秒、ドリフト小(🍓中)綺麗なサイン波、反転点で出来増午後・水/金で増加
⑨ Dart-Tone 🟤ダート型の一方向性(不規則推進)3–10秒 / 🍋8–21🥖8/🍞21不規則だが片側へ偏る伸びは短〜中🧮 |🍐≥0.6持続、反対深さ低下、🍈 10–30/5s / 📈 小刻み同方向実体連続(戻り浅い、🍓中)“じり押し/じり下げ”が切れず進む火・金で偏り出やすい
⑩ Shock-Tone 🔴断裂捕捉・レンジブレイク直後の一撃3–5秒 / 🍋5–13🥖5/🍞13, 🍞13/🍞🍞34ギャップ→一気推進端点対応が重要🧮 ギャップ20–40円(🍋4–8)、VWAP乖離>1.5σ、🍈 40–80/5s / 📈 断裂→連続約定→短い反動(🍓高)壁抜け→連鎖約定5分足確定付近で全曜
⑪ Beat-Tone 🟠モメ×スイングのせめぎ合い10–30秒 / 🍋20–40🥖13/🍞34, 🍞20/🍞50鼓動のような強弱、中心線わずかに傾く中期基調の形成🧮 断続的な大口こなし、🍈 5–20/5s / 📈 波長60–120秒、振幅20–50円(🍋4–10)(🍓中)等間隔の鼓動で高安更新火・金で顕著
⑫ Break-Tone 💥ロスカ連鎖崩落→減衰(後処理)3–10秒 / 🍋8–21🍞13/🍞🍞34, 🍞🍞34/🥪89急落→減衰、幅が徐々に縮む本崩しサイン🧮 成行増・板復活遅い、🍈 30–60/5s / 📈 連続安値/高値更新**≥5**、🍌拡大→収束(🍓高→中)戻せないまま振幅縮小イベント後に全曜
⑬ Step-Tone 🌓段差で押し上げ/押し下げ(進捗追い上げ)5–10秒 / 🍋8–21🥖8/🍞21/🍞🍞34止まり→小ジャンプ→止まり継続トレンド基本形🧮 反対深さ比<0.6 ∧ |🍐≥0.3持続、🍈 10–30/5s / 📈 “止まり→ジャンプ”≥3回(🍋+1×複数、🍓中)階段状に推移、押し戻り浅い全曜。09:54/10:00顕著
⑭ Pennant-Tone 🌔収束→拡大型、ブレイク前後の判定10–20秒 / 🍋20–40🍞20/🍞50三角収束→振幅拡大だまし注意🧮 収束中は出来縮小(🍓低)、🍈 5–20/5s / 📈 直近60–120秒の高安幅30%以上縮小→拡大上下辺で出来が溜まり“準備”火・金で出やすい
⑮ Ladder-Tone 🌕水平→垂直→水平の“食い進み”反復3–10秒 / 🍋8–21🥖8/🍞34/🍞55三拍子明瞭(>1.5s→>0.5s→水平)追随優位🧮 連続約定**>10**(🍓高)、反対深さ<0.5、🍈 15–40/5s / 📈 抜け値の水平化(支持/抵抗化)三拍子明瞭、押し戻り浅い金>火水>月木
⑯ Sync-Step-Tone ☔VWAP/POV/ISが同時段差化5–10秒 / 🍋8–21🥖8/🍞21/🍞🍞34段差間隔が揃う(水平短め)点火の合図🧮 子注文テンポ相関>0.7、🍈 15–35/5s / 📈 同時多発の小段(🍓中)複数執行の足並み一致09:54・10:00帯で全曜
⑰ Surge-Tone 🌩️なめらかな波に短命サージ挿入3–10秒 / 🍋8–21🥖5/🍞13 と 🍞🍞34/🥪89長期は連続、短期だけ鋭い鋸歯が刺さるモメ転換の前触れ🧮 短期MA乖離>2σ、🍈 25–50/5s / 📈 サージ**<5秒×2+**(🍓中)波途中に鋭いスパイクが刺さる切替秒・点検帯で増加
⑱ Pullback-Tone 🌦️浅い押し/戻り一度→再開3–10秒 / 🍋8–21🥖8/🍞34/🍞5530–50%逆行→水平→再加速継続確認に有効🧮 押し/戻り“一回で収束”、🍈 10–25/5s / 📈 戻り幅30–50%(🍋換算目安)、水平1–3s、再開で出来増(🍓↑)“一度だけ”確認で順行境界直後に全曜
⑲ Storm-Tone ⛈️長波に多周波スパイク重畳1–5秒+10–30秒 / 🍋8–21併用🥖5/🍞13 と 🍞🍞34/🥪89乖離と収束が多層に交錯最上位警戒🧮 短中長MA同時乖離/収束、🍌伸縮↑🍈 ≥50/5s / 📈 約定密度の相関が乱れる(🍓高)


本ページは、日経225先物 mini を標準にした一般+専門家向けの実務ガイドです。PC版のリアルタイム設定を前提に説明します(ブラウザ簡易表示やスマホは配信頻度が下がりやすいため、まずはPCでの観測を推奨)。サイト内の「Market Strategy Breakdown」には時間帯ごとのスタティックな旗レベル(💎🧊🌊💧❄️)を併記していますが、実戦では本ページのキャリブレーション手順に従い、直前の板・歩み値を3〜5秒だけ観測して“自分の端末の平常値”に合わせて補正してください。

2025年7月14日お知らせ

時間帯別投資戦略

2023年6月23日分析レポート

No.14 PM14:45 End Analysis (Short Terms)

2023年5月18日Free! No.15 Morning Pack (short & long)

Free! No.15 AM8:45 Morning Pack (Opening Analysis)