過去データから動きを予測できる3つの理由

市場は再帰的である

マーケットは利益の最大化というフォーマットで動く

市場は再帰的である

金融市場では日々、ありえないような出来事が普通に起こります、また同様に日常的な出来事も起こります。大暴落のようなものも、元をたどれば小さな値下がりから始まります。そして大暴落に至るにはその小さな値下がりが、ある臨界点に差し掛かった時点で大きく変化します。このような大きな動きを予測するのは至難のわざです。恐怖指数などの暴落リスクを予知させる様々な数値が市場には用意されておりますが、「あと30分後にそのタイミングか来る」というような予測にはなんの役にも立ちません。
だとすると、どのように大暴落のような事態が起こるタイミングを予測するのでしょうか・・・

アルゴリズム取引の成熟期

アルゴリズム取引のように、人間の介入を必要とせず、注文の開始、タイミング、価格や数量、発注後の管理などを、自動売買によって決済を行う手法は、ビットコインなどの暗号通貨分野で顕著になっておりますが、いまや日経先物取引の8割以上が、高速取引を含む何らかのアルゴリズムにより取引されていると言われております。

潤沢な資金で市場をコントロールする機関投資家がアルゴリズム取引戦術をもつことで、さらに強力な優位性を備えることになっているのが特徴です。しかしながら、大手投資家にとって、マーケットインパクトをできるだけ抑制し、さらには自らの注文情報が漏れることを恐れながら大量のポジションを処理するには様々な工夫が必要であり、それは決して悪意で行われるものではありません。VWAP注文(VWASP=Volume Weighted Average Price)のようなアルゴリズム取引が成熟することは、マーケットの健全性にもつながります。高速取引やアルゴリズム取引など、21世紀以降、さまざまな売買手口が発達し、機関投資家同士の騙し合いも高度になっておりますが、騙し合いをしているように見えて、過去20年間のデータを解析すると、大手証券会社たちの行動形式の基本はこの20年間変わっていないことが読み取れます。

マーケットは利益の最大化というフォーマットで動く

様々な思惑を持った投資家たちが世界中から集まる日経平均先物市場ですが、長期的に、もしくはオプションSQに向けて壮大な成功ストーリーを考え、損益分岐点を見据えながら、それに基づいてポジションを決めている外資系トレーダーの思惑は、たとえ「日経先物で損失、TOPIX先物で利益」のようなポジションやカバードオプション、他の証券会社と入り組んだクロス取引をして手口を隠すからくりをしたとしても、それらがあくまで利益最大化という宗教のもとにおこなわれている行動パターンである限り、 日経平均の動きに反映され、統計処理を施すことで分析することができます。

統計分析で不可能な動き、それは利益を考えない手口、つまり戦略のない証券トレーダーの大口ポジションが出たときです。多くの機関投資家の思惑は、時として利益とは逆行するような行動をとることがあります。それは不可避な状況であったり、単なるヒューマンエラーの場合もあるでしょう。いずれにしろ利益の最大化という宗教から外れた行動ですので、エラーとしてはじかなくてはならないものなのですが、それらも過去データには織り込まれてしまいます。しかしながら、変化が起きています。いまやシステム売買が全盛ですから、そのようなエラーが起こり得ないのです。利益を生まない目的でプログラムを作る人は誰もいません。「利益の最大化」というフォーマットに即している限り、AIは大口投資家の行動を予測してくれます。AIにはAIで立ち向かうしかありません。AI時代の到来は、決して個人投資家に不利に働くことはありません。

日経平均市場の特殊性

感応度が高い株価インデックス

日経平均の特殊性・・・

  • 流動性が高い
  • スパイクの発生リスクが少ない(少なくなった)
  • ドル円為替、ダウなどの海外株式指標との連動が高い
  • レジームチェンジが緩い(全くないわけではない)
  • 参加者がバラエティ
  • 決定論的な動きをしている

日経平均株価とは、日本経済新聞社が東証プライム市場に上場している企業から選んだ225銘柄の平均株価のことです。この株価指数は、日本経済新聞社が選定した225銘柄の平均株価です。平均株価の変動ぶりをみることで、株式市場の相場がこの先どう動いていくのかを予想したり、景気の良し悪しを判断する材料としたりします。また、先物取引や投資信託など数ある金融商品の価値にも影響を及ぼしており、現代社会になくてはならない重要な存在です。

現在の日経平均市場においては、レバレッジ指数ETF、ダブルインバース指数ETFなどレバレッジ型やインバース型など柔軟なエクスポージャーの取り方が可能になり、さらには日経平均VI先物など、個人投資家においてもヘッジポジションの裾野が広がり、大口投資家のアルゴリズム取引における優位性は徐々に少なくなりつつあります。

「ダウ平均株価(ニューヨークダウ工業株30種平均株価指数)」というのを聞いたことがあるでしょう。対象となる銘柄(優良株30銘柄)を入れ替えたり、株式を分割することによって価格変動を調整するものです。対象となる銘柄は以下のような大手企業が中心で、日本経済の動向を知る指標として使われます。ダウ平均が対象とする30銘柄は多国籍企業がほとんどであるため、ダウの変動に注視していれば、世界経済の動向がみてとれるということになります。しかし、私は、Dow指数と同様に日経平均先物指数が世界経済の動きを総合的にみるに適していると考えます。

なぜならば、日経平均は、世界一 バルネラブル(vulnerable=傷つきやすい) 指標ともいえます。他市場の感応度が極めて高いです。日々の数値の変化にドル円やダウなど、他マーケットの動き、さらにこれらのマーケットを利用した複合的な手口(思惑)が過剰に色濃くチャートに反映されるのです。

これは分析する上で非常にありがたいことですが、あえて参加者の手口やドル円市場などの他市場の分析をするまでもなく、日経平均の動きそのものが、為替から米国、欧州、中国の経済指標の動きにある程度の相関を持たせていることにほかなりません。統計解析において、主体性のない日経平均の推移を分析することで見えてくるものが多くあります。信じられないようなことですが、これがまさに、日経平均がバルネラブルで、センシティブな指標である証拠です。多くの派生商品を備え、さまざまな大口投資家の思惑や騙し合いが随時実行される日経先物市場は、世界的に見て比較的安全な市場といえるでしょう。

AIテクノロジーを使った解析

リアルタイムで学習アルゴリズムが始動

AI時代の株価分析手法とは

機関投資家やファンドマネージャーのような大口投資家が短期に買いと売りどちらに注文を出してきているかを早期に察知することが出来れば、非常に有利にトレードを行えることができます。

AIの波は今、株価分析においてもやってきています。個人投資家にとって、従来のチャート分析にたよることが果たして得策でしょうか。そして何らかの投資法則を個々で修練して見つけ出すことでしょうか。

個人投資家が行うべきは、何らかの法則を見つけ出すことではなく、市場のさまざまなノイズをそのままひっくるめて取り込み、カオスの中から小さな相関情報を抽出し、マーケットに落とし込む作業を行うことです。

日経225先物のような流動性の高い市場では、一般投資家はアルゴリズム取引そのものの動きをリアルタイムで解析するAIテクノロジーを利用することで打ち勝つことができます。最先端の分析技術を追求し、アルゴリズム取引が編み出す相場の動きを受動的にとらえ、AIを駆使して適切にリアクションしながら相場に向かうことで、不利な立場におかれている一般投資家においても勝機がおとずれようとしています。

アルゴリズムに立ち向かう!

AIと機械学習アルゴリズムを組み合わせて膨大な金融データを分析し、リスクや変動要因をリアルタイムに分析することで、チャート分析ではできなかった、これまでにない正確な予測ができる時代が来ました。

「アルゴリズムに立ち向かう!」が毎日提供している分析レポートは、様々なチャートや指標で日経225先物の超短期的予測を30分おきにお客様にお届けいたします。直後に起こるかもしれない暴騰、暴落のタイミングの見逃さず、個人投資家の投資ライフを末永く、楽しく持続させるための最適ツールとしてぜひともお試しください。

2023年6月23日分析レポート

No.14 PM14:45 End Analysis (Short Terms)

2023年5月18日Free! No.15 Morning Pack (short & long)

Free! No.15 AM8:45 Morning Pack (Opening Analysis)

2023年5月17日お知らせ

No.7 AM14:15 End Analysis (Long Terms)